終の棲家(ついのすみか)

最後のレッスンを迎えるのは寂しいものだ。大きな目標があるので、学校の行事や教室の発表会にもほとんど参加できなかったが、よく続けてくれたと思う。前回のレッスンでは「お弾き初め会」で弾いたドビュッシーのピアノのためによりプレリュードを、最後のレッスンでは、シューベルトの即興曲Op.90-3を聴いてもらった。
通う学校の制服がお洒落で組み合わせる感じだと聞いた。戴いたお菓子もカラフルで一つ一つ違うので選ぶのが楽しいです。ありがとうございます。

ここだけの話

今日は「ここだけの話」を読み終えました。この本は図書館の棚に無くて、係りの人に聞くと奥から出してきてくれました。よく見ると、椎名誠とサインが書いてあります。

この本の中で、椎名さんは余市の隠れ家を終の棲家にするつもりだったようでした。山のてっぺんに30坪ほど土地を買うつもりが、隣接した土地の所有者から次々と土地を買って欲しいといわれ、最終的に一万坪になったというのだから、どんな感じの家だったのか見てみたかったです。

23年間経って止むを得ず手放された経緯は別の本に書いてありましたが、寂しかったでしょうね。

カプ・マルタンの休暇小屋

ル・コルビュジェ(1887年~1965年)はスイス出身。フランスで活躍した建築家です。フランク・ロイド・ライトらと共に近代建築家の巨匠です。視力が弱かったために時計装飾の道へ進まずに建築家になりました。誰もが認める彼の代表作をご紹介します。 ル・コルビュジェについて 幼いころから絵が上手だったル・コルビュジェ。実名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレといいます。近代建築の大家と呼ばれる彼の生涯を紐解いてみましょう。 生い立ち
20世紀建築界の巨匠「ル・コルビュジェ」。代表作と生涯を紐解く | LOOHCS - LOOHCS

ル・コルビュジェの終の棲家は小さな家でした。「カプ・マルタンの休暇小屋」は愛する奥さんのために建てた家で、コルビュジェもお気に入りの場所でした。紹介の記事は私が執筆したものですが、建築家の安藤忠雄さんがル・コルビュジェについて書いた本がとても面白かったです。

みかこ