Categories: ピアノ piano

駆け足で師走

小樽バインオフの時は良いお天気で、短靴で出かけられたのだが、翌日は大荒の吹雪。今日は雨が降り、雪が解けて道路はぐちゃぐちゃ。まだ根雪にはならないだろう。
オフに出かける前の午前中は一人だけレッスンした。なんとかスランプ状態から脱出して楽しくピアノを弾きたい。というのが感じられる練習をしてきてくれた。弾く前に「ここは弾けていて、この部分は難しい」と、一言私に断ってから弾き始めた。実際は弾けていると思っている所も、何箇所かこうだよねと指摘すると、素直に聞き入れてくれた。ここが今までのレッスンと大きく違ったように思う。習おうという姿勢が見られて、この日のレッスンの収穫は大きかったのではないかと思った。通して弾いてみようと言うと、真剣な顔になり、弾き終えると集中して弾いたため緊張のため息が出たようだ。「演奏するって、それだけ神経を使うものなのね」と言うと、にこっと笑った。ポリフォニーの部分も、声部ごとに弾き分ける事で、理解が出来たようだ。レッスンでは、始めに「よろしくお願いします」。終わると「ありがとうございました」と挨拶するのだけれど、レッスンノートを返した時にも「ありがとうございました」と言ってくれたのだ。びっくり。そして、嬉しかった。
今日は、新しく入った生徒さんの第1回目のレッスン。エレクトーンのレッスンは久しぶりだ。教室のEL対応の楽譜は少ないけれど、まだ在ったのでホッとした。ちょっと時代遅れの感じがする「フロッピー」も久々に使った。生徒さんのはHE-5という型のエレクトーンという事で、こちらはフロッピーが使えないようだ。マニュアルが無くても、インターネットでマニュアルをダウンロード出来るのだから便利な時代になったものだと思う。

みかこ