ピアノを習ってまだ間もない小さい生徒さんが、2台のピアノで離れて演奏するときに、こちらを見て呼吸を合わせて弾くのが抜群に上手くて驚きました。子供って呑み込みが早いですよね。
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合わせるときに「せーの」とか「さんはい」とか声をかけて一緒に弾くのは簡単だと思いますが、どんなに小さい生徒さんでも呼吸を合わせて一緒に弾きます。今回は離れて弾くのでなおさらです。
習ったばかりでも、小さい子でもステージで演奏するという気迫を感じ、リトル・ピアニストなのだと思いました。
なかなか思うようにいかないと「ムズイ!」を連発します。悔しいのでしょう。ところが、今日はとてもスムーズに自信を持って弾くのでビックリでした。
録画を観て満足そうなNちゃん。「めっちゃれんしゅうしたら、めっちゃうまくなった!」といいます。そして、「つぎなにやる?」とやる気満々。8月のがんばりカードは全部に色を塗るのだそうです。
小さい子にとって、音符を読むのは根気が要り、何度も何度も繰り返し繰り返し、徐々に徐々に時間をかけて読めるように指導しますが、せっかく読めてもサボると、簡単に忘れてしまいます。まぁ小さい子に限らず人間は忘れてしまうものです。
音名、音符の長さ、音の位置、弾き方、タッチなどなど、覚えなくてはならないことがいっぱいあります。しかも右手と左手は違う動きをするピアノは難しいですよね。
今日は大人の生徒さんも、前回からグッと良くなったのでビックリしました。ご実家からメトロノームを持ってきて練習したそうです。録画しましたが、ミスしても止まらない、つっかえない。落ち着いて安定した演奏ができるようになりました。
子供のころに習っていたときは、あまりメトロノームを使わなかったのしれません。自宅でメトロノームを使って練習してもらうには、レッスンで実際にメトロノームを使って練習しないと、どう練習していいのか分かりませんものね。
埃をかぶった使われないメトロノームは可哀想です。積極的に使いましょう。