記憶に残したいと思い始めた頃 / 好奇心旺盛な幼児時代

私は幼稚園に上がる前に岩内に住んでいた祖父母の家に独りでバスに乗って遊びに行くのが好きでした。もちろん、バス停までは母が一緒で、岩内のバス停に付いたら叔母が迎えにきれくれました。

バス旅は大冒険だった

 

当時は5歳くらいだったと思いますが、大好きな叔母が祖父母と暮らしていたので、時々バスに乗って岩内まで大冒険の旅に出ました。好奇心旺盛だった私は、バスの中では絶対に眠りませんでした。記憶に残したい物を何か決めることに夢中でした。大きくなっても、その記憶に残したものはずっと覚えていました。

ピアノ講師になって、1年でしたが縁があって岩内にバスに乗ってレッスンに行く日が来た時、その記憶はまだ残っていました。そういうのってなんだか嬉しく大切な自分だけの宝物のような気がしました。

子供扱いされなかった


祖父母の家に到着したら、暫くは一緒に暮らしていたように思います。母と離れても全然寂しくなかったのは、祖父母と大好きな叔母が一緒だったのと、あまり子供扱いされなかったからです。「早く寝なさいと」「〇〇しなさい」と、いわれなかったように思います。

結婚前の叔母は時々私を街へ連れて行ってくれました。叔母の趣味は映画を観ることでした。だた、子ども向きの映画ではなかったので、映画館では寝ていました。何度か書いたことがありますが、唯一叔母に起こされて目を覚ますと、海が割れているシーンでした。幼いながらもかなりびっくりしたので、このときの事はずっと記憶に残っています。

好奇心旺盛な子は面白い

3歳のJちゃんは好奇心旺盛な子で、最初にドライフラワーを見て「おはなだ!」と喜んでいました。それで最近は、生花を飾るようになりました。その生花を見て、何というお花?と興味があるようでした。

色に興味があるMちゃんは、先日のレッスンで全て英語で答えてくれました。子どもにとって生活の中にあるカラーはとても大切な世界なのだと思います。それは音楽にも繋がるものなで大切にしたいですね。

レッスンは試行錯誤の連続

玉ねぎの皮を使ってメスティンでご飯を炊きました。毎回が実験だとはじめさん。今日はちょっと柔らかでしたが、美味しかったです。

レッスンも試行錯誤の連続です。今日は良いレッスンだった、今日はあまり良いレッスンではなかった。不調だったときは、次はこうしてみようとか、ああしてみようとか、あれこれ考えます。何年経ってもレッスンとは、なかなか難しいものだと思います。そして、面白いもだと思います。

みかこ