1週間分の薬をもらっても効果が出ず、翌週はレントゲン検査をしたのだが、肺炎ではなかった。風邪ではないことが判明し、しばらく薬を変え様子をみていたが、やはり咳が止まらない。レッスンで一番困るのは、咳き込んで少しの間、話せなくなり、生徒さんが心配することだ。
ある日、ご父兄に「アレルギーかも知れないですね」と言われ、先生に相談して血液を調べてもらった。その結果が今日出て、私は目を疑った。アレルゲンは「ユスリカ成虫」だった。ユスリカ!?先生は水槽でお魚を飼っていることは知らないので、ウォーキングの時に川を歩く事が原因ではないかと。しかし、帰宅してはじめさんに言うと、すぐに「これは水槽関係だ!」と叫んだ。
ネットで調べてみると、お魚たちが好んで食べる「アカムシ」はユスリカの幼虫で、これでアレルギーを起こしている人が居ることを知った。「ユスリカ喘息」というものらしい。毎晩、お魚たちに、おやつをあげる感覚で、乾燥イトミミズと乾燥アカムシをあげるのが私の日課なのだが、まさか「アカムシ」が原因だったとは…。
かなりショックである。そういう事で、今後、私がお魚たちに「アカムシ」をあげる事はできなくなり、今晩からはじめさんに代わってもらった。無くなったら、もう「アカムシ」は買わない。ごめんねお魚たち。イトミミズより大好きなのに。それにしても、指が痒くなったり、結膜炎を起こしたり、咳が止まらなくなったりの原因が判明して、全てに繋がっていた事も分かり、改めて恐ろしいものだと思った。人に移らないとはいえ、早く咳が止まりますように。