5年に1度開催される、ショパン国際ピアノコンクール。私たちがポーランドを訪れたのは4年前のちょうどこの時期でした。黄金の秋といわれる美しい季節のワルシャワで今、熱い戦いが繰り広げられています。
ショパンコンクールといえば、世界中から一流のピアニストが競い合う、とてもハイレベルなコンクール。2次予選には8人の日本人が通過したと聞き大変な話題となっていました。私が知っている日本人のピアニストには小林愛実さん、反田恭平さん、牛田智大さん。実際にリサイタルを聴いたのは反田さんだけですが、小林愛実さんのことは小さい頃からYouTubeで聴いて知っていました。
最近、クラシック倶楽部で小林愛実さんのショパンの24の前奏曲と英雄ポロネーズを聴きましたが、随分と雰囲気が変わっていてびっくりしました。2015年にはショパンコンクールのファイナルまで進んだことがある実力者なのですね。そんな小林愛実さんですが、一時はピアノが嫌いになってピアノから離れたことがあると聞きました。クラシック倶楽部での演奏も素晴らしかったですが、ショパンコンクールでの演奏は更にピアノへの愛情と気迫を感じます。
4年前にポーランドを訪れた旅行の最終日はワルシャワから西に約60kmにあるショパンの生家。ジェラゾヴァ・ヴォラ村は息をのむほど美しいところでした。旅行中はずっとピアノが弾けませんでしたが、あちらこちらでショパンの音楽が流れ、日本に戻ったら真っ先にショパンのノクターン13番を弾こうと思っていました。
コンクールは人が人を審査するものなので賛否両論がありますよね。今回は牛田智大さんが2次で落ちたのは信じられないという声が多かったです。過去にはイーヴォ・ポゴレリチがファイナルに残れなかったことに激怒したアルゲリッチは激怒して審査員を辞退したことは有名ですね。
ペライアが、リーズ国際コンクールが制作した動画でコンクールの意義とは何かを語っています。興味深いことを言っているので、ぜひ皆さんも参考にしてください。 さっそく動画を見てみましょう!!6分ぐらい。アメリカ出身のピアニストですから、英語が流暢ですね。関心している場合ではありませんでした。字幕も何もないから、一生懸命聴いてみましょう。以下に喋っている内容を簡単にまとめてみました。 ・どうしてリーズ国際 コンクールの意義とは何か、ペライアは語る。 | ねもねも舎 - ねもねも舎 |