誰が優勝してもおかしくない実力が拮抗したショパンコンクール

ハイレベルな2021年ショパンコンクールですが、遂にファイナルを迎えました。ここからはライブで観たいと思い、深夜から明け方まで4人のピアノコンチェルト第1番を聴きました。それにしても、規定では10人が残るはずが、12人と2人多いので、いかに審査が困難な状況なのだろうと思いました。

楽しみながら演奏する反田恭平さんの演奏

ファイナルは1番か2番のコンチェルトのどちらかを演奏しますが、圧倒的に1番を選んだ人が多く、2番は3人だけです。初日は1番が4人と続きました。

2番手のHAO RAOさんは堂々としていて17歳とは思えない演奏でしたが、次に登場した反田恭平さんは貫禄の演奏で、オーケストラとの掛け合いがとても上手くて圧巻の演奏でした。

同じ曲でも、全く違う演奏になるから面白い!

それにしても、同じ曲が続き、同じオケでの演奏なのに、それぞれが全く違うのには驚き、面白いものだなぁと思いました。

演奏については、初日だけでも3人が素晴らしく、この後にまだ8人の演奏があるのかと思うと、審査は更に揉めるのではないかと思いました。

使用するピアノについて

12人のうち6人がスタインウェイ479を選びました。この日、4番手の女性はイタリアのファツィオリでの演奏でしたが、迫力のある演奏で煌びやかな音のファツィオリがピッタリでした。驚いたのはヤマハを選んだ人は0だということ。カワイは3人、ファツィオリ3人ということです。

4番手のLEONORA ARMELLINIさんの第1楽章まではしっかりと聴いていましたが、第2楽章に入ったあたりで寝落ちしてしまいました。それでも目覚ましの時間より早く起きて、午前中ウォーキング&お買物をしました。

10月の半ばだというのに、強烈な寒さでボイラーのスイッチを入れました。しっかりまかなって出掛けましたが、快晴でそんなに寒くなく、むしろ暑いくらいでした。


午前中は快晴だったのに、お買物を済ませフリードから降りた途端に雨が降ってきました。秋の空は変わりやすいですね。

家に居ながらライブで聴けるシアワセ


ご近所さんから頂いた落葉きのこ。麺つゆに漬けで温かいお蕎麦にも合います。さて、今宵も2日目のファイナルをライブで聴こうと思います。家に居ながらショパンコンクールのライブを聴けるなんて、本当に便利な時代になったものです。

みかこ