ピアノで培ったモチベーションの維持

今週は、かなり冷え込む日が続きそうです。ランチに炭水化物を少し摂るので、食後にインターバルトレーニングをすることにしました。

心地良い疲労感でレッスンに臨む


子供の頃はスキーの授業が大嫌いでした。何故かとうと、重たいスキー板をわざわざ学校から担いでシリパまで行くという試練を強いられたからです。子供心にも全くナンセンスだと思いました。

インターバルトレーニングにしても、自宅から歩いてとなると大儀になるのだろうと思いますが、フリードで運動公園に行けば、あとはグランドを歩くだけなので全く大儀ではありません。今日は図書館へ寄って、ようやく読み終えたマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を返却しました。これを読んだら、次はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読むと決めていました。係りの人に聞くと、なんとかなり分厚い文庫で5巻まである大作だといいますので、1巻だけ借りることにしました。

子供の頃から休み時間や授業が終わってから学校の図書室に向かうのが大好きでしたが、大人になっても変わりません。「失われた時を求めて」のような難解な大作を読むのは根気が要りますが、読み終えると達成感がありますよね。

おやつは蜜入り林檎


雪の中でのインターバル速歩は運動量が大きいので、食後の血糖値はまるきり上がりませんでした。林檎は半分を4カットにして、3個だけ食べます。今日のは特大の林檎でしたが、運動効果が持続して、それほど血糖値は上がりませんでした。

水曜日の生徒さんは今年最後のレッスン


オーナメントがポケットに3つとなったクリスマスカレンダーをじっくりと見るNちゃん。今日が今年最後のレッスンなので、一生懸命に練習してきたようです。レッスンの合間に話したいことが山ほどあるようで、話題が豊富なNちゃんは感性が豊な子です。言葉で説明するよりも、こんな風にと演奏して示すと、ハッとした表情になり、同じような音を模索して演奏します。「がんばりました」の判子が付いて、「ママに報告しなくちゃ!」と嬉しそうでした。

レッスンノートに貼るシールもサンタや天使などのクリスマスっぽいものにしました。最後は大人の生徒さん。7月から始めましたが、お正月には暗譜で大曲を披露する予定です。暗譜するのは簡単でも、音の出し方や表現が難しいといいます。

レッスンとは根気が要るもの

「練習してきよ!」「練習したけれど、ここが分からない」など言ってくれる生徒さんのレッスンは楽しいものです。生徒さんが楽しくピアノに向かえるようにレッスンするのがピアノ教師の仕事ですが、モチベーションを維持しながら続けることは容易なことではありません。時には練習できないこともありますし、忘れてしまうこともあるからです。そんな時に、生徒さんに寄り添ってレッスンすることが大切だと思います。

根気の要る作業が実は好き

医師はモチベーションが維持できるのはせいぜい1年だといいますが、私はそうは思いません。ピアノで培ったモチベーションの維持を知っているからです。それに根気の要る譜読み、読書、作業が私は好きです。1つ1つ、紐解いていくようなところが気に入っています。1つ1つゆっくりでいいと思っているからです。何度も延長させてもらって読み終えたことも私は嬉しいと思いました。そういったこと全てがベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏にも繋がっていると思います。

みかこ