先週、気合の入った演奏を聴かせてくれた大人の生徒さん。今日は発表会前の最後のレッスンとなったので、今一度、楽譜をよく読む練習をした。例えば強弱。注意深く楽譜を読むと、同じような箇所でもニュアンスが違ってくる。今までは、弾けるかどうかというラインだったけれど、上を目指すなら、どこまで深く表現できるかという事になってくると思います。
ドビュッシーの子供の領分より「象の子守歌」を弾く小学生の生徒さん。なかなか哲学的な要素もあり、表現が難しいと思う。すでにお友達に聴いてもらったようで、お友達は楽譜を見ながら聴いてくれたそうだが、凄いと言ったとか。弾く前に、本人はどんな曲なのか説明したというのだから、普段のグループレッスンで私が行っている事を理解しているのだなと嬉しく思った。先週、号泣した生徒さんも、意地を見せて元気良く演奏してくれた。もう少し落ち着いて、自分の音をよく聴いて弾けたら、もっと良くなると思います。
土曜日のグループレッスンの時、熱を出した男の子。翌日にレッスンを振り替えたのだけれど、一向に熱が下がらず、遂に今日入院したと先ほど連絡が入って、びっくり!発表会の翌日19日が退院予定だけれど、熱が下がれば早く退院できるとの事。一生懸命練習したので、先日のレッスンも受けたくて熱と戦っていたと聞いた。今は焦らず、養生して一日も早く退院できる事を祈るばかり。ガンバレ!