パイプオルガンの講義なんて滅多に聴く機会がないので、札幌コンサートホールKitaraまで出掛けてきました。
日時:5月30日(月) 19:00~21:00
会場:札幌コンサートホールKistar大ホール
講師:ニコライ・プロカッチーニ(第22代札幌コンサートホール専属オルガニスト)
通訳:平岡 智成
テーマ:フランクとJ.S.バッハ~オルガン作品の世界観の比較~
1) パイプオルガンの機能とオルガンの仕組み
2) Kitaraのパイプオルガン(1997年、ダニエル・ケルン氏により設置)による様々なレジストレーションの聴き比べ
3) J.S.バッハ(1685-1750)とオルガン
4) フランク(1822-1890)とフランス・ロマン派のオルガン
ホールの写真は原則禁止なのですが、休憩中と終了後はOKとのこと。大谷大学の学生と一般聴衆席とは別になっていました。
いつもと景色が違うコンサートホール。
前半はパイプの機能とオルガンの仕組みなどの講義で、様々なレジストレーションの効き比べでした。
足鍵盤もあり、レジストレーションというとエレクトーンを彷彿しました。パイプオルガンはパイプに空気を送って鳴らす笛のような楽器。エレクトーンは電気で様々なレジストレーションで演奏する楽器。
ハモンドオルガンがパイプオルガンの代用品として開発されました。私も少しだけ弾いたことがあります。
それにしてもパイプオルガンはオーケストラにも負けない大音量が出ます。まさに楽器の王様ですね。7月2日のKitaraのバースデイでまたプロカッチーニさんのパイプオルガンの演奏が聴けるので楽しみです。
いつもは賑わっているロビー。なんだか特別な感じがしました。最後に学生さんが、なかなか良い質問をしていました。パイプオルガンの一番高い音と低い音は?でしたが最高音は大人にはなかなか聴き取れない音だそうですが、私は聴こえましたよ。