昨夜は遅くまで焚き火を楽しんでからフリードシアターで映画を観たので、目覚めたのは8時少し前でした。早朝カヌーは出来ませんでしたが、8時の朱鞠内湖も素晴らしく美しかったです。
夏でも朱鞠内湖の夜は冷えました。少な目に薪を持ってきたので、サイトの廻りに落ちている小枝などを拾って向かいのサイトと焚き火を競うように楽しんでいました。
フリードの影から、スーッと小動物が現れて、近づいてきたのはキタキツネでした。焚き火をしているのに近づいてくるところを見ると、餌付けされたのかもしれません。もちろん、すぐに追い立てましたが、フリードシアターのときも、草むらからジッとこちらを見ていたそうです。
餌付けしなくても、サイトに食べ物などは絶対に置かないように気を付けたいものです。
目次
第3キャンプ場から3艇のカヌーが漕ぎ出しているのが見えました。釧路川では秋の早朝5時のツアーに参加しましたが、湖から立ち上がる蒸気は「気嵐」だと教えてもらいました。
今朝は小雨が降っていたので、これは朝もやが漂うといった感じでしょうか。
家から食べられる食材を多く持ってきましたが、昨日は深川のコープでパンやお惣菜を買いました。しかし、パンは自家製の方が美味しいと、はじめさん。
早くカヌーに乗りたかったですが、お腹が空いてきたので、珈琲を淹れて朝食にしました。いつもはヨーグルトだけのときが多いですが、キャンプ場では食欲が旺盛になります。
20年前に来たときはカヌーを買ったばかりだったので、あまり遠くまで漕ぐのは怖くて、一番手前の大きな島を廻って戻ってきたことを覚えています。
ここのところ連続してカヌーに乗っているので、今日は朱鞠内湖を1周ツアーするつもりで漕ぎでいきました。
2人で漕ぐと、けっこうスピードが出て、かなり遠くまであっという間にきてしまいました。それにしても、朱鞠内湖はとてつもなく大きい。行けども行けども、まだ先があるのかもしれないと思うくらい広く、そんな中に我々のカヌーだけで、異次元のような場所にきたように感じました。
調べてみると、朱鞠内湖は面積が2,373ha(東京ドーム約507個分の広さ!)で、人造湖としては日本一の広さなのですね。周囲は約40㎞、水深は約40mもあるようです。
時折、魚が跳ねますがイトウなのでしょうか。誰もいない広大な湖に森の中からウグイスが美しい声で何度も鳴いていました。
キャンプ場からだいぶ離れた所まで来たのかと思うと、風が無く穏やかな湖面でも緊張感がありました。
約1時間ほどの朱鞠内湖ツアー。カヌーから降りるとき、緊張していたからか、足がフラフラしていました。20年ぶりの朱鞠内湖の魅力、再発見の日でした。
朱鞠内湖 - |
2001年8月12日の日記です。20年前なので若い…!
カヌーで汗をかいたので、帰りはルオントに寄ることに決めていましたが、20年も経ったので古くなっていると思っていたところ、なんと新しく立派になっているので、とても驚きました。
レストランで幌加内蕎麦を食べようかと思いましたが、ちょうど休憩中で時間が合いませんでした。
はじめさん自慢の手作りパンに、ブロッコリーや味玉、生ハムにアイバル&マヨネーズ。確かに、お店のよりも美味しいと思います。
ルオントでお蕎麦を食べられなかったので、ふと目に留まった「極上そばだんご」を購入してフリードカフェで食べてみると、とても美味しかったです。はじめさんはプレーンと、きなこも追加したかったようですが、それは次回のお楽しみということに。
昨日から断続的に雨が降り続きましたが、ザーザーと降る雨ではなく、小雨だったり止んだりを繰り返した朱鞠内湖でした。鏡のように美しい広大な朱鞠内湖でカヌーを堪能できて、20年ぶりに良い経験ができました。今度は近いうちに再訪したいと主追いました。