生卵40個当選&野平一郎レクチャーコンサート

家を出る前に荷物が届いたのですが、はじめさん宛に生卵が40個だったので、玄関で驚いていました。そういえば、道新のプレゼント企画に応募したことを思い出しました。それにしても、生卵が40個ってスゴイ量です!

今年は運が良い!

 

 

 

お正月に紋別から特大のボタンエビが2パック届いたときも驚きましたが、タマゴ40個もなかなかインパクトがあります。

なにしろ、はじめさんは「えっ!」なんで生卵が40個も届くの?」と、慌てていました。

 

 

 

 

早速、車旅用に6個茹でました。うーん、黄身が濃い!はじめさんは、家に帰ったら卵賭けご飯を食べるといっていました。

ゴーヤサラダ、サーモンとブロッコリーとしめじの炒め物、生ハム、チーズなどなど食べ物を満載に積んできました。

野平一郎レクチャーコンサート

2022年9月23日(金・祝)14:00開演
札幌コンサートホール kitara 小ホール

●レクチャーテーマ / 3つの鍵盤楽器~バッハはどんな響きを望んだのか?

●J.S.バッハ(1685~1750):ゴルトベルク変奏曲BWV988よりアリア

平均率クラヴィーア曲集 第1巻より

第1番 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV
第2番 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847
第4番 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV849
第5番 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850
第6番 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV851
第7番 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV852
第8番 前奏曲とフーガ 変ホ / 嬰ニ短調 BWV853
第9番 前奏曲とフーガ ホ長調 BWV854
第10番  前奏曲とフーガ  ホ短調 BWV855
第13番 前奏曲とフーガ 嬰へ長調 BWV858
第16番 前奏曲とフーガ ト短調 BWV861

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野平一郎さんのコンサートは今回が初めてで、とても楽しみにしていました。

チェンバロ、ポジティフオルガン、ピアノで「ゴルトベルク変奏曲」のアリアと「平均率クラヴィーア曲集 第1巻」から11曲を弾き分けるという試みがとても面白かったです。

バッハの時代は、鍵盤楽器といえばチェンバロかオルガンで、バッハが弾いていたのはチェンバロだったそうです。

最初にアリアを3つの楽器で弾き分けられたときに、楽器によって随分とイメージが変わるものだと驚きました

チェンバロの音は硬質で小さく、ポジティフオルガンはフワフワと柔らかい音、そして小さい音も大きい音も自在に奏でられるピアノは、ハッキリ・クッキリとした音楽になります。

程よく調整された調律による鍵盤楽器

「平均率クラヴィーア曲集」は、旧世代の調律法では演奏不可で、程良く調整された調律でなければ演奏出来ない全ての調による史上初の曲集という意味を強調するためにタイトルを付けたそうです。

野平一郎さんのお話が、とても面白くて惹き込まれました。バッハは凝り性で、色々なところに興味深い仕掛けがたくさんあるといいます。

バッハの平均律は全調24全てを用いて作られ、第1巻と第2巻があります。全曲演奏するのは、ベートーヴェンの32のソナタ全曲演奏と同じくらいの重みがあると思います。

もっと時間に余裕があったら、もっと色々なお話を聞けたと思いました。2時間を超えてもまだまだ話したい、そして、もっと演奏したい野平一郎さんの熱い想いに大きな拍手が鳴りやみませんでした。

学生に戻ったかのようなレクチャー


小さい子、学生、専門家などの小ホールが大勢の人が集まりました。小平さんは楽譜を見ながら演奏するタイプのピアニストで、今日は楽譜を持って3台の楽器に移動しながら忙しそうに、そして楽しそうに演奏してくださいました。2時間超えでしたが、まだまだ聴いていたかったです。

みかこ