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最南端の串本で絶景の夕日を見た / オレンジ色に染まる空はやがて赤から黒へ

11月21日(月)
旅行3日目。浜千代館の近くに観光名所となっている「夫婦岩」があるというので、朝食の前にちょっとウォーキングをしようと思いました。

浜千代館の朝、観光名所「夫婦岩」からスタート

今朝は風が強く肌寒かったので、厚手のフーディにハイネックのヒートテックを着てちょうど良かったです。このフーディは、今回の旅で着る機会はないと思っていましたが、チャンスが訪れて良かった。

日本海とはまた違った、荒々しい海の風景が続いていました。

観光名所だけあって、朝早くから訪れている人が多かったです。

はじめさんは奥へ奥へと行くと更に良い写真が撮れますよと旅館の人から聞いていたので進んでいきましたが、私は朝食の前にお風呂に入りたかったので戻ることにしました。

はじめさんもダッシュで戻ってこの写真を撮って、3階の部屋まで(エレベーターがありません)タオルなどを取りに戻ると、フーディを着ていたので汗だくになったそうです。

個室にて豪華な朝食



お風呂を出て10分ほど余裕があったのですが、すでにまかないの方が部屋のそばで心配そうに待っていました。

昨夜と同じ個室で、フグの干物や湯豆腐など朝から豪華。普段の生活ではヨーグルトと珈琲だけなので、お腹もさぞかし驚いていることでしょう。

こんな感じの落ち着いた和モダンの素敵なお部屋でした。大きな窓から海が見えます。歴史のある旅館で、3階までエレベーターなどの設備はありませんが、大きな荷物はロフトで運んでもらえます。

それにしても、個室での食事はコロナ禍を気にせずにゆっりとお料理を堪能できて本当に素晴らしいものでした。チェックアウトは10時でしたが、お部屋ではじめさんが淹れてくれる珈琲を楽しむ余裕がありました。

昨日の伊勢神宮では雨でしたが、なかなか風情がありました。

今日は快晴で最高のドライブ日和!那智勝浦方面へ車を走らせると、キラッキラの海が見えてきました。何度も訪れているはじめさんは「これだよ、この海!」と、すっかり慣れてきたノートeパワーを運転しながら歓喜していた。

太地町の「くじら博物館」でピンクのクジラに出逢った

南紀白浜へ到着する前に太地町の「くじら博物館」へ寄ることにしました。あまり時間が無いようで、イルカショーとクジラショーの2点しかいいません…。

世界一のスケールを誇るくじらの博物館には、鯨の生態や捕鯨に関する学習・教育資料などおよそ1,000点に及ぶ貴重なものが展示されていて、わが国捕鯨発祥の地として昔から現代までのおよそ400年の歴史を目の当たりに興味深くひもといていただけます。
太地町立くじらの博物館 - 太地町立くじらの博物館公式ホームページ

それにしても、イルカは最高で50km/hで泳ぐことができるのようですが、イルカの能力と、その能力を生かして立派なショーを見せてくれる飼育員さんには、いつも驚かされ感動します。

クジラショーを行っているところは珍しいようです。イルカよりもかなり身体が大きく重たいのに、クジラたちもジャンプできるんですね。

着水するときにバッシャーンと大きな音がして波しぶきが立ち上がり、大迫力でした。

子供の頃、冷蔵庫にいるもあったクジラのベーコン。捕鯨を知らなかったので、美味しく食べていました。

しかし、どんな風にクジラが仕留められて食べられるのか、その実態を知ったら、やはり残酷です。捕鯨禁止になった理由は、その方法が残酷だからだといいます。

世界で初のアルビノのハナゴンドウ

ショーを観終わってから、クジラやイルカなどが飼育されているいくつものプールがありました。その中に遠目からピンク色の物体を発見して、目を疑いました。

「くじら博物館」では、エサを買って自由にイルカやクジラに餌をあげることができます。

アルビノのハナゴンドウは世界でも初確認とのことですが、身体全体がピンク色でした。

綺麗で目立つので、お客さんから一番餌を貰っているのだろうと思います。賢いクジラは仲間意識もとても強いようです。「自分はもうお腹がいっぱいだから、他のクジラたちにあげてね」といっているように見えました。

「クジラ博物館」の次は、マグマが作った不思議な景観の「橋杭岩(はしくいいいわ)」に来ました。

道の駅にもなっていて、観光客がとても多かったです。

最南端の串本町の潮岬へやって来た

南紀白浜へ行く前に、せっかくだから潮岬(しおのみさき)を見ておこうといいます。

夕暮れ時の美しい時間に来ました。


夕焼けのことは全く想定外だったようですが、何故かラッキーが多い。

潮岬といえば美しい朝陽と夕陽が見られる有名なスポットなのですね。

いつまでも見ていたいのに、夕陽が沈むのは、あっという間。


夕陽が沈んでもそこから今度は空全体がオレンジ色に染まって海もオレンジ色に染まりました。

途中で何回か車を降りたりして美しい風景を眺めましたが、やがてオレンジ色から赤く染まり、徐々に黒になっていくときに南紀白浜に到着しました。

午後6時を少し超えてようやくホテルに到着。

天空のリゾート四季で美味しいフレンチを堪能

今日の午前中に明日行くはずのアドベンチャーワールドが休園になったことを知り、ちょっとガッカリ。そして、25日から再開することになったようです。

歩いても行けるホテルをと、はじめさんは連泊で申し込んでいました。初日は絵画のような美しいフレンチ。これは「秋の熊野古道を感じて」というイメージで作られたタチウオをベーコンの前菜。

海一望の高台に建つ28室のコテージ。ペットと泊まれる専用コテージもあり。料理長の創作和フレンチをお楽しみいただけるリゾートホテルです。グランピングタイプも人気。
料理と椿温泉が楽しめる白浜のコテージ 天空のリゾート 四季【公式サイト】四季の... -

フルコースのお料理はどれも美味しく素晴らしかったです。そして、ボリュームもありお腹がいっぱいになりました。

明日は別のお料理を申し込んでいるので、それも楽しみです。

初めての南紀白浜を愉しむ

楽しみにしていたアドベンチャーワールド。明日も休館になって残念でした。近くにある、このホテルはキャンセルした人が多かったのでしょうか。ちょっとガラガラな感じです。7月にオープンしたばかりのスパも、ほとんど独り占めで申し訳ない程、あずましかったです。

明日は熊野古道を散策したり白浜を見たりする、本来の南紀白浜を愉しみたいと思います。

みかこ