若い頃に一度だけ布施明さんのライブを聴きました。何年か前に「頑張っている若者に譲りたい」と紅白を卒業したのはファンとしてはかなり残念でした。布施明さんが居ない紅白は、やはり淋しい。
今日は1人だけレッスンしてから、初めてhitaruに来ました。布施明さんのコンサートを聴くのは実に30年以上ぶりです。
せっかくなので、札幌に宿泊してコンサートを愉しみたいと思いました。コンサートを聴くのは私だけで、はじめさんはホテルにチェックインしました。
コンサートを聴く前に「もりひこ」で珈琲を飲みました。「ウガンダ シピフォールズ」。キャラメルのような丸みを帯びたコクと野性的で力強い風味。ライムのような柑橘系でフルーティな酸味と甘みがある、味わい深い珈琲でした。
それにしても、珈琲一杯で800円超え。かなりリッチでした。
布施明さんは、今年で75歳になるとは思えないほど、相変わらずの声量。クラシックのコンサートと違って休憩なし。
途中でバンドだけの演奏があり、その間に衣装を替えて登場されました。立て続けに歌いまくるパワーに圧倒されました。
知らない曲が何曲か続いた後に「落ち葉が雪に」が、しっとりと歌われました。この曲は布施明さんの作詞作曲で大好きな作品です。
「カルチェラタンの雪」「霧の摩周湖」「シクラメンのかほり」などの名曲がお洒落なアレンジで歌われました。50年以上の付き合いという井川雅氏のピアノが過ぎました。
アンコールは、「マイウエイ」「君は薔薇より美しい」。そして、最後に歌われた「Time To Say Goodbay」が最高でした。とにかく凄まじ程の声量で、まるでオペラ歌手のようでした。
ほとんど休憩なしで、最後まで素晴らしい歌声を披露してくださった布施明さんに元気を貰いました。ただただ素晴らしく、今回のコンサートを聴けて本当に良かったと思いました。
ホテルの近くのお店「まんまみ~や」。広々とした席で、あずましく、どのお料理も美味しくて、想像以上に良いお店でした。
桜エビとネギのサラダ。こういうのは今まで食べたことがなかったけれど、とても美味しかった。参考になります。
出来立て豆腐。ご飯の替わりにお豆腐を食べるので、こういったメニューはありがたいです。
お豆腐だけでも美味しいですが、色々な薬味があって、更に楽しめました。
カウンターの真ん前に座りましたが、店主に「仲がいいですねぇ~」といわれました。
「チョモランマ鶏唐揚げ」スパイシーブラック。このお店は我が家好みの料理が多く、しかも良心的な価格で、とても気に入りました。また機会があったら来たいと思います。