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安易に「お任せします」とは言えない

毎日、色々なことが起こります。朱鞠内湖でヒグマに襲われたニュースは海外にも届き、今朝セルビアの英会話の先生に男性と同姓だったので、酷く驚かれたようです。被害の状況が明らかになってくるにつれ、改めてヒグマの恐ろしさを知り、北海道にはヒグマは身近な所に居るのだなと実感します。

唐突な電話にたじろぐ

午前と夕方からのレッスンでしたが、夕方のレッスンの準備をしていると、施設から電話がありました。母は1週間も前から便が出ないので浣腸をしたのだけれど、それでも出ないので血圧も上がりグッタリとしているので、これから病院へいくとのことでした。

暫くして、今度は近所の病院ではどうにもならないので、これから別の病院を調べてそちらに移動するとのこと。

食べる楽しみや意欲だけは奪われたくない

レッスンをしていると、今度は小樽市立病院へ移ったのでレッスンが終わったらすぐに来てくださいと連絡があった。

午後7時に何も食べずに小樽まで走った。医師からの説明を聞いたけれど、高齢なので手術は避けたいとのこと。何故ならば、手術をすることで身体へのダメージが大きすぎて食欲が無くなり、それによって亡くなるケースもあるからだという。

数年前に町内の病院に入院したときも同じことを医師から告げられたけれど、母は食欲だけはあって、今でもですが時間をかけて出されたものは全部食べるそうです。

医師の説明では現段階では原因が「分からない」状況だということ。しかし、年齢的なこともあり色々な処置を試みて、その結果、亡くなるかもしれない。そうなった場合に同意できますか?とのことだった。

はじめさんは、私があまりにも何も言わないことに不満を抱いていたようだが、医師からこのようなことを聞かされたときに何が出来るのだろう?と正直なところ思った。しかしながら、母の食べる意欲は生きたいことの証なのだから、安易にお任せしますとは言えない。

取り敢えず、明日は施設に電話をして、この1週間の母の身体の状態を聞くことからだと思う。

みかこ