ラフマニノフが書いた14曲からなる歌曲集の最後の曲。「ヴォカリーズ」とは、母音唱法だけで歌われる声楽曲だったのですね。ヴォカリーズ=ラフマニノフというくらい、ラフマニノフの作品は人気があるようです。ピアノ独奏用にアレンジされたものを聴いたのは、初めて清水和音さんのリサイタルへ行った時でした。アンコールで演奏されて深い感銘を受けて、それが入っているアンコール集のCDをその場で買いました。”アール・ワイルド編曲”という事でしたが、その後、楽譜を探してBoosey&Hawkes版の”アラン・リチャードソン編曲”のピースを手に入れました。けっこう難しいのもありますが、やはりワイルド編の方が素敵で、ずっと保留にしてきました。その後、わりと最近Editio Musica Budapest版の”ゾルダン・コチシュ編曲”のピースを普通に入手。こちらもけっこう難しいうえに繰り返しが2回もあり、繰り返しが嫌いな私には少々ガッカリでした。
12月に小山実稚恵さんのリサイタルのアンコールの最後にヴォカリーズが演奏されて、とても感激しましたが、なんとワイルド編だったのです。清水和音さん以来でしたので、本当びっくりでした!あぁやっぱりワイルド編のヴォカリーズは素晴らしいと、どうしてもスコアを入手したくて楽器店の人に相談したところ、お店では入手できないらしいのです。その代わり、かなりマニアックなスコアを扱っている「カマクラムジカ」というお店を紹介してもらいました。電話をしてみると、北海道だと送料が1,000円かかるとの事でしたが、先払いだと350円で送ってくれるとの事。それが先程届きました。2,680+350で3,000円もするピースですが、それだけの価値はあると思います。ワイルドさんは最近亡くなられたそうですが、ロマン派最後のピアニスト、ラフマニノフの化身と喩えられる方だったのですね。
鎌倉にある「カマクラムジカ」というお店も機会があったら行ってみたいです。
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みかこさんこんばんは、そのみです。
スコア手に入って良かったですね。
「カマクラムジカ」
名前だけでも惹かれるお店ですね〜。どんなお店か見てみたいです。
鎌倉は行ってみたいところのひとつです。
遅レスですが、「雪やこんこ」を読んで思ったのですが、はじめさんの雪かき「いつも綺麗にすることでブルの人も・・・・」の気持ち、わかります。逆に「雪、置いて行くなよ!!」って暗黙のプレッシャーかけてるようでもありますが(^^;
まだまだ雪の季節は終わらないですね。
雪かき、雪みち、お互いに気を付けましょう。
そのみさん、こんにちは!
マニアックなスコアを集めるのが趣味なのですが
今回はことのほか嬉しかったです。
私達も義父が横浜に居た頃は、よく鎌倉へ行きましたが
久しく行っていないです。行きたいなぁ。
家の前はスッキリしている方が良いですよね。
昨日、早くも排雪が入って広々して気分も良いです。
洞爺オフ近づいてきましたね。
一足お先に着いてお待ちしています。(^-^)
みかこさま、
はじめまして。
苦労されて、楽譜を入手されたのですね。
学生の頃だったか、ヴォカリーズに惹かれて買ったCDがアール・ワイルドplays Rachmaninovだったので、
この記事を読んでものすごく久しぶりに聴いています。ラフマニノフのコンチェルト2、3番は、ピアノ専攻の学生に人気で誰でも1枚は持っていたりしますよね。
学生が試験で弾くことも多いですし。雅子さまがお好きな曲としても紹介されました。しばらくラフマニノフから離れていたので懐かしく思い出しました。
入手しにくい楽譜なんですね。ヴォカリーズは誰の編曲だったか持っていると思いますが、根性が無く弾ききってはいません。(#^.^#) ワイルドとは違うんだ~とおぼろげながら記憶に残っているので、大変勉強になりました。ありがとうございます。♥
Glueck♪グリュックさま、はじめまして。
いえ、そんなに苦労していませんが、長い事かかりました。
素敵なアレンジですよね!
私もワイルドさんのCD買おうかなと思っています。
ラフマニノフは子供の頃から好きで聴いていますが
弾いたことがなく、今年は研究しようと燃えています。
ワイルドさんの楽譜を入手した事で他の2曲も弾こうと
思う気持ちになるのですから不思議ですよね。
こちらこそ、嬉しいコメント有難うございます。(^-^)