3月22日に延期となった小林愛実さんのピアノリサイタルへ出掛けたとき、帰り掛けにふとロビーで見かけたパンフレット。懐かしい名前、同期の高橋節子さんのリサイタルが4月にあることを知った。
目次
母が亡くなって間もなくのこと。このコンサートを知って、同期の友人に電話をかけてみた。何度かかけて2人の旧友と電話で話せた。
高橋節子さんとは在学中に同じクラスではあったが、あまり接点がなく直接話たことは、もしかしたらなかったかもしれない。
ピアノ科のNさんは、相変わらず勢力的にレッスンしていると聞いた。一番仲が良かったYさんは、つい先日、Dさんとお互いの生徒さんを出したコンサートで一緒だったと聞いた。Dさんとは残念ながら電話が繋がらなかった。しかし、みんな現役で頑張っていることを知って嬉しかった。
会場のザ・ルーテルホールの近くの駐車場にフリード停めて、持参したお豆腐弁当&サラダを食べた。ルーテルホールを訪れるのは、かれこれ30年以上ぶりで何もかにもが懐かしい。
私たちは最前列に座ったが、ほとんどの人は後ろに集中して座っていました。リサイタルが始まると、もの凄い迫力の声量に包まれました。なるほど、それで後ろの席なのかと分かりました。
たっぷり2時間のリサイタル。汗だくになって全身全霊で熱唱された高橋節子さん、素晴らしかったです。コンサートノートは後日。
昨日のメールの件をお話しましたが、実は同期ですとお話させてもらいました。節子さんは私のことはあまり覚えていらっしゃらないと思いますが、節子さんは、とても目立つ存在で、普段の声はとても低いのに、歌われる声は美しいソプラノ。
私も高校生の頃、声楽を習いましたが、普段話す声と全然変わるね、とよく母に言われたことを思い出しました。同期の人たちが何人か来ていたようですが、マスクをしていたし、誰が誰なのか分かりませんでした…。
コンサートが終わったら森彦に立ち寄りたいと、はじめさん。混んでいて名前を書いてフリードで待ちました。
素晴らしいコンサートの後に飲む珈琲は格別!と、ご機嫌のはじめさんは「森の雫」を、私は「水だし珈琲」をオーダーしました。
森彦の後に数件のお店に立ち寄ったので腹ペコでした。帰宅して急いでパラパラチャーハンを作る はじめさん。絶品です。しかし、ご飯なので、あまり食べられないのが悔しい。
白ワイン&アヒージョ。今日は長い一日でした。
私たちの仕事に定年はありません。同期の人たちが、みんな頑張っていることを知り、とても刺激になった。アンコールのブラームスの「5月の夜」を聴くと、もう少しで母も誕生日を迎えられたのにとグッときて涙が溢れた。