発表会を堺に、だんだんと弾き込んだ曲から少しずつ離れていくと、あっという間に弾けなくなる。暗譜していたのに音が落ちていく。筋力も落ちていく。キープするには弾き続けなければならない。

ピアノ弾きはマグロのようだ

マグロは泳ぐのをやめると酸欠状態になり死んでしまうそうです。つまり、生まれたその日から死ぬまで眠ることもなく泳ぎ続けなければならないといいます。ピアノ弾きは、そこまで過酷ではありませんが、しかし、練習しなければ、あっという間に弾けなくなってしまいます。

発表会の翌日、一日だけ弾かない日があり、その翌日に弾いてみると筋力が落ちていることに愕然とします。

毎日、どれくらい練習しますか?

ピアノは毎日、短い時間でも練習しないと上達を望めません。教室では「がんばりカード」を付けてもらっていますが、まず、このカードに記録することが億劫だという生徒さんは、練習もそう多くはやっていないのだと思います。

指に筋力を付けないと、速い曲は弾けるようにならないし、強弱など自在に演奏するのは難しくなります。ピアノ弾きも立派なアスリートなのです。

弾けない日はイメージトレーニングをする

何度か入院したことがありますが、2週間ほどもピアノを弾けないときは辛かった。有料でも良いから、病院に練習ピアノがあれば良いのにと思います。

指の独立性を高めるためにピシュナの練習曲を30分ほど弾いてから、熱情ソナタやバッハを弾いていこうと思う。明日から車旅なのでイメージトレーニングをやろう。

みかこ