唐突に白老のウポポイへ / 民族共生象徴空間

20日(金)の人間ドッグから池田町などへ車旅をしましたが、22日(日)には帰宅してレッスン再開に備えてようと思いました。昨日は、どこかでサウナに入って、のんびり帰宅のつもりが、はじめさんは唐突にウポポイへ行ってみようかというではありませんか。

2020年7月にオープンしたときは興味が無かった

政府(安倍政権)が200億円をかけて投じたということを知っていたのと、北海道の何処を走っていても「ウポポイ」の宣伝があって、はじめさんはウンザリだといっていました。

そもそも「ウポポイ」って何?という感じですが、アイヌ民族の歴史や文化を展示物や体験プログラム、映像などで紹介する国立文化施設ということです。

道の駅で買ったソーセージやチーズなどで朝食。自家製パンのオープンサンドと珈琲。音更の道の駅の品揃えが素晴らしいと思いました。チーズだけでも暫く悩んでから買いました。

前回の車旅で買った遠軽のスモークチキンをようやく食べました。やっぱり最高に美味しい!ただ、自家製のは砂糖を使いません。日本の食文化は、どんなものにも砂糖が入っているので、それがちょっと不満です。

ウトロ湖には、まだ白鳥は飛来していなかった

道の駅「ウトロ湖」へ来ました。此処も混んでいて満車に近かったです。湖へ行ってみましたが、白鳥はまだのようです。

カラスに似た白黒の鳥

カラスかと思いましたが、よく見てみるとお腹が白い。初めて見る鳥でした。調べてみると、あの豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに持ち帰ってきたのが野生化した外来種とのことです。

近づくと「カシャカシャ」と鳴いて警戒するようですが、近づかなかったので鳴き声は聞いていません。

売店を見てみると「シマエナガ」のグッズだらけでした…!そんな中で、はじめさんは鮭の切り身が1㎏入っている袋を見つけました。ハネなので600円くらいの安さですが、帰宅して焼いてみると激うまでした。苫小牧にある王子サーモンの商品でした。

10月から午後2時以降に入ると半額

ウポポイの入館料は1,200円ですが、はじめさんが午後2時以降に入ると半額だ。というので、それなら行ってみるかということになりました。ウポポイの駐車場でランチを摂り、午後2時になったので入場券を買いに行くと、10月以降からですと係りの人にいわれました。

仕方がないので、1,200円×2で入場券を購入。開演時間は9:00~18:00、9:00~20:00で、昨日は20:00までの営業でした。ちなみに11月から来年3月いっぱいは17:00までなので開演時間を調べてから行ってみた方が良いです。

日本政府が200億円をつぎ込んだ建物は斬新で綺麗でしたが、展示物は正直なところ「えっ、これだけ!?」と、かなりびっくりしました。しかし、シアターせ「アイヌの歴史と文化」「世界が注目したアイヌの技」の2本を観て、別館で伝統芸能上演を見学、その後に同じ場所で2本のアニメを観ると、すっかり夜になっていました。

展示会場は、イマイチでしたが、シアターや伝統芸能上演は、なかなか良かったです。特に伝統芸能上演は人気で事前に座席指定整理券を取っておかないと入れないこともあるようです。私たちはラッキーなことに最前列で見学できました。

ウポポイとは大勢で歌うこと

北海道にはアイヌが多く住んでいて、余市にはフゴッペ洞窟でアイヌの暮らしや古代文字を観ることができます。ちなみに「フゴッペ」とは波の音が大きいところという意味なのだそうです。

「伝統芸能上演」から立体的なアニメーションを観るまで時間があったので、アイヌ語を学べる所へ行ってみました。はじめさんは「pirka(ピㇼカ=美しい、豊か)」、私は「iyayiraykere(イライライケレ=ありがとう)ばかり言わされました。駐車場を出てすぐに鹿が5頭もすっくり前を通り過ぎて、思わず「yuk!(ユック=エゾ鹿)」と叫びました。

みかこ