グランドピアノの上には楽譜がいつも積まれている。弾きたい曲の楽譜を手元に置いておきたいからだ。譜読みは、もはや趣味の領域。手当たり次第に譜読みをする日々。
椎名誠さんの冒険ものはよく読みましたが、SF小説は初めて読みました。たくさんの冒険ものを読んだ中で、実践を小説の中で描いているという文章が登場すると、なんだか知っている!という気分になり嬉しく思います。
「水域」は1990年に書かれた小説ですが、「漂流者は何を食べたか」は、最近出た本です。椎名さんは、小学生の頃に読んだジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」を読んで、とても感動されたようです。それから海に拘らず、山岳・砂漠・川・ジャングルなどの探検、冒険ものにも夢中になったのだとか。
大海原へと出る冒険の映画を観たことがありますが、海での遭難は孤独で壮絶。生きていくために手段を選べない状況になっていきます。漂流してダメになるのは最初の3日だといわれているようです。
シイラは水先案内となる漂流している船などに寄って来る大型の魚で、漂流者と顔見知りになるほど懐っこいのだとか。しかし、漂流者は生きていためにシイラを毎日一匹ずつ食べていく。
「水域」では、半年ほどずっと船から離れたかった赤目おシイラが離れていったときは、かなり落ち込んだ様子が描かれていました。面白くて一気に読んでしまいました。
ハンバーグの予定でしたが、お買物にいくと、味噌サガリと生ラムがお買い得だったので、おうちジンパに変更。小さなジャガイモ「インカ」は綺麗に洗って皮つきのまま投入しました。
我が家は漂流マニアではないので、なるべく危険な冒険は避けたいと思っています。