恒例の発表会前のステージ練習に岩内の荒井記念美術館へ出かけました。ホールの中は涼しかったのでクーラー無しでもいけるかなぁと思いましたが、1回弾いたら汗をかきました。2時間クーラー無しは厳しいのでお願いしました。右端の全音ピアノピースは、はじめさんが弾く「熊蜂の飛行」。あとの5冊はラフマニノフのスコアです。右から2番目のがカマクラムジカで購入したピアノピース「ヴォカリーズ」。
ここのベーゼンドルファーは、カッチリとした音が特徴ですが、だいぶご老体になってきました。今日は残響があまり感じられずホールで弾いているという心地良さはありませんでしたが、当日の会場は、もっと響きません。ピアノももっとご老体なので、そういう意味では良い練習が出来たかも知れません。ドラマティックなcis mollのプレリュード「鐘」と同じ調の「ヴォカリーズ(ワイルド編)」の組み合わせですが、ヴォカリーズの後半がまだバラバラとした感じなので、後3週間でどこまで持っていけるか、1日1日を大切に練習していきたいと思います。
リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」を弾く はじめさん。こういうドライなピアノで弾くのは特に苦労する曲ですが、良い練習になったのではないでしょうか。こんな真剣な顔は、滅多に見たことがありません。(^^;
ピアノの練習を2時間ちょっとしてから、はじめさんのお気に入りの神恵内の998という温泉に行きました。塩分がとても濃い温泉という事です。露天も気持ち良かった。温泉の後は積丹の美国町にある「冨久寿司」へ。到着すると、女将さんに今日は混んだためネタがあまり無いと告げられました。でも私たちが頂きたかったものには影響が無かったようです。私は毎年必ずウニ丼を食べるのですが、今回は、はじめさんと3色丼にしました。ウニとイクラとホタテです。ホタテがイカになる事もあるようですが、ホタテで良かったぁ。甘みがあってとっても美味しかったです。本物のお寿司という感じ。1年に1回の贅沢です。帰りにお店の「イカの塩辛(350円)」を3つ買ったので、今晩は日本酒を飲もうと思います。