9月16日(日)
第21回目の発表会が終了しました。
昨年は、スタッフとしてお手伝いに来てくれたミナミちゃん。今年もお願いしたら、ステージに立ちたい、演奏したい!との事で7月からレッスンしてゲスト出演してくれました。彼女はピアノの道には進みませんが、「今、こうしてピアノが弾けるという事って自分にとって、かけがえのないものだ」と熱く語ってくれました。はじめさんとはライバル的な存在のミナミちゃん。はじめさんのクマンバチもミナミちゃんのショパンのワルツも素晴らしい演奏でした。

相変わらずのピアノですが、調律のサイトウさんが2日間かけて調整してくれたからこそ、生徒のみんなが良い演奏が出来たのだと思います。低音部は出るので、鳴らない中央から高音粋とのバランスを考えて演奏するのが難しかったです。

 

生徒さんもドレスを着るようになりましたが、黒が主流です。そんな中で私がこの色を着るのは勇気が要りました。(^^; 真っ赤なドレスの生徒さんも居て、やはり目が行きます。
発表会は、母が何度も「良かったね、面白かったね」と言ってくれて成功したと思います。しかし、私の演奏は不本意で、かなり後悔しています。「鐘」は、なんとか弾ききったものの、アジタートで走り過ぎて、何度も落ちついてと自分に言い聞かせました。指は震えませんが、足から震えがきているというのも、自分では信じがたく、いつもはイスの高さにも気をつけるのに、高いまま弾いてしまって集中力に欠けてました。しかし、「鐘」の後でイスを直したら、アドレナリンが出るのが分かる程に緊張してしまい、「ヴォカリーズ」の演奏では呼吸の浅いこと。次の音への準備が出来ないまま進むので、次が分からなくなる。当たり前の事です。なんとか繋ぎあわせて最後まで行ったという感じで、この曲の良さや、こう弾きたいという事を表現出来なかった事が悔しく、不甲斐ないなぁと思いながら、それでもスマイルだけは忘れずにステージ中央へ行きお辞儀をすると大きな拍手がありました。こんなにも優しく暖かい拍手で迎えてもらって嬉しいやら、申し訳ないやら。4歳のエミカちゃんから花束を渡された時も再び大きな拍手を頂きました。

失敗は成功の元とは言うけれど、やっぱりドレスに負けるような演奏ではね…。弾かないという選択肢もあると思いますが、今は出来ないと思います。では、年齢を考えて大曲や難曲に挑まないという選択肢なら。心身共に鍛えて、今回の事はきちんと反省して、また頑張っていくしかありません。

発表会のページは後日、掲載したいと思います。

みかこ