もはや私の心には感じない/ネル・コル・ピウ

学生の時に歌ったイタリア古典歌曲「ネル・コル・ピウ」。親しみやすいメロディなので、今でもよく覚えている。この曲を主題にした変奏曲をベートーヴェンは1795年に書いている。

コンクールの課題曲のひとつなのだが、恥ずかしながら今まで弾いたことがなかった。この曲とモーツァルトのソナタのどちらかを選択しなければならない。変奏曲は面白くて私は大好きなのだけれど、面白い反面、難しいのでどうするか迷っている…。譜読みの早い生徒さんなら、迷うことなく、この曲にしたい。だからといって、モーツァルトのソナタが簡単というわけでは決してない。明快だけれど、大舞台でモーツァルトを弾くのは難しいと思う。

「四期」にまたがる時代の曲を4曲並べる。ファイナルで弾く人は、これを全部演奏するのだから、かなりのボリュームだと思うし、選曲は重要なポイント。しかし、大きい生徒さんの級は課題曲の幅がかなりある。皆さん、どのようなプログラムを組まれているのか、興味があります。

いずれにしても、譜読みが早くなければ、そして、当たり前だけれど、練習がしっかりと出来ないとコンクールの参加は難しいという事です。
頑張りましょう。(^-^)

みかこ

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