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水分補給しながら真夏のピアノ練習

今日も暑い日でした。レッスン室のクーラーはフル稼働です。

8分の6拍子の曲を練習している大人の生徒さんは、なかなか拍を数える事が出来ないようで、とんでもないカウントで弾いていたりします。8分の6拍子の数え方は1トト2トトなどと数えたりしますが、1小節に音がひとつしかない場合でも、その小節も1トト2トトと数えなければならないはずです。しかし、何故か1トトで止めてしまうのです。そして2トトで次の小節へ。どうしてそう思うのか聞いてみたら、他の小節に比べて(音がひとつなので)小節の幅が狭いからだと言うのです。(^^; 驚いた私はわざと「いやぁ、あんまりハンカクサイ事(トンチンカンな)を言わないで下さい~」と言うと大笑いしていましたが、これではメトロノームも役に立ちません。

発表会の曲では、全音のピアノピースを弾く人が多いですが、大体は4ページあり3分から4分程の小品です。ところが、のんびりな人が多く、まだ最後まで弾いたことが無いと言います。これでは25メートルのプールを泳ぎきれずに、途中で撃沈するのと一緒だと例えていますが、弾ききるには、それなりにスタミナも要りますからね。そういう事を考えて練習しているのかと聞いたら、発表会は9月で今はまだ7月だと反論して、しまいには号泣してしまったり。そんな生徒さんも、今週は気持ちを入れ替えたようで、別人のようになっていました。

先週は中体連でレッスンを休んだ生徒さんが、今日は熱中症で2週連続欠席。この暑さだから、「部活の時に水分補給はしていますか?」と、お母さまに尋ねると、「学校の水道水は鉄の味がするから飲みたくないようです」との事。ならば、お茶を持っていっては?と言うと、それは駄目だと学校側は言うようです。鉄の味がするという事は水道管が錆びているからだと思うのですが、そんなお水は飲みたくないでしょう。命にも関わることなのだから、駄目と言う前にもう少し考えて欲しいと思いますね。

私もレッスンが続く時、長時間練習する時は、水分補給だけは絶対にします。ご飯はレッスンが終わらないと食べない主義なので、時々生徒さんが心配して、「いつ食べるのですか?」言ってくれたりします。以前は、午後9時半までとかレッスンがありましたが、母が居たので出来たのだと思います。自炊してみると、結構時間を取られるので、毎日ご飯を用意してくれていた事を感謝しています。

みかこ