スムーズに受診出来るシステムを考えて

朝、母の通院の日で小樽の病院へ行った。あれほど薬の服薬の事を言っても、お昼の分が5回飲み忘れていた。出かける前にケアマネージャーさんから電話があったが介護認定が降りたとの事で、明日からデイケアに行く事も決まった。病院へ行ったら後で報告を忘れないようにしないと。

病院は相変わらず混んでいたが、予約が出来ないものなのだろうか。無駄に待つ時間が長過ぎる…。1時間半以上も経過。流石に待たせ過ぎじゃないの。血圧だけは、早く測ったのに。待てども待てども呼ばれない。そのうちに看護婦さんが他の患者さんに、「今日は新患が入って、いつ先生の診察が出来るか分からないから、お薬だけ貰って帰りますか?」と言い始めた。えっ、それはないでしょう。しかし、母には何も言わないので、「いつ診察を受けられますか?」と聞いてみた。「分かりません…」。時刻はもう12時近い。病院へ来たのは10時頃だった。看護婦さんに文句を言っても仕方がないが、流石に呆れるというか怒るのも馬鹿馬鹿しくなった。仕方がないので、薬をはじめさんに頼んで、それまでに先生が来たら診察を受ける旨を伝えた。そしたら、暫くして呼ばれた。2時間以上も待って、ようやっと!新患が入ったら、いつもこうなのかと母に聞くと、いつもかなり待たされるようだ。もう少し段取り良く出来ないものなのだろうか。次回はヘルパーさんが付き添ってくれる事になるのだが、仕事とはいえ申し訳ない気持ちになる。

早く帰れたらトマトとバジルでパスタを作ろうと思っていたが、診察を終えたら午後1時を周っていた。塩谷の中華料理「輝楽飯店」でランチする事に決めた。母は初めてだというし、みなで刀削麺を食べた。それにしても凄いボリュームで私でも完食出来なかったが、母は美味しいと半分くらい食べていた。

明日の朝はケアマネージャーさんとデイケアの契約をしなければならない。最近は、ようやくピアノの前に座ったかと思うと、電話が何度も鳴る。そういう事が暫く続いている。親なのだから仕方がない事なのだが、なかなか練習時間を確保出来ないのが辛い。はじめさんは、安定性のある杖を母にプレゼントしたが、重いと言って使いたがらなかった。手を話しても倒れない優れものなのだけれど。そういえば、愛用している杖もプレゼントした時は使いたがらなかったなぁ。

みかこ