ヤマハの調音パネル

先週、人間ドッグを受けた時に会場に近かったのでヤマハのお店を覗いてみた。はじめさんは以前から気になっていたという「調音パネル」を係の人に聞いていた。アビテックスの小さい部屋の中では、それほど効果が感じられなかったが、広い店舗にあるグランドピアノの側にパネルを一枚置いただけで、自分に返ってくる音がガラリと変わり驚いた。お店の人がモーツァルトのソナタを弾いてくれて、パネルの効果を客観的に聴いてみたのだが、置いた時と外した時の違いはやはりかなり違う。はじめさんは思わず「弾き方を変えてませんよね?」と演奏してくれたお店の人に聞いていたくらいだ。

ふと閃いたのは、このパネルをステージで活用できないかという事だった。毎年、超鳴らないピアノ、超音響が悪い会場で苦労して演奏しているのだが、パネルを置くことで少しでも音が自分に返ってくるのであれば、そんなに頑張って弾かなくても良いのではと思った。それで、先日、パネルの係の人と教室の担当の人に来て頂いて、レッスン室でパネルを5枚使って色々と試してみたのだが、パネルを一枚グランドピアノの下に置いた時の効果が抜群だった。リビングのアップライトピアノの裏側にも置いてみたのだが、あまり効果は感じられなかった。当初、はじめさんはアップライトの音質を良くするために検討していたようだが、一枚5万円弱もする高価なものなので、せっかくなら練習する方のピアノで活用したい。ちなみに、木目調のお洒落なパネルは6万3千円と一気にお高くなるので、白い方のパネルを一枚購入する事にした。

発表会の日にレンタル出来ませんかと聞いてみたら、なんと使ってみてくださいという運びになり、当日パネルを何枚か貸して頂ける事になった。実際、会場に置いてみない事には効果がどれほどのものなのか分からないが、ヤマハの人も演奏会で使うという機会がなかったそうなのです。その超音響の悪いステージでどれだけ力を発揮できるか実験のつもりなのかも知れませんが、ご好意に甘えようと思います。

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