午前中は、久しぶりにレッスンに来た生徒さんのレッスン。発表会まで1ヶ月なのだが、かなり頑張らないと!という状態だった。夏休みが物凄く長い期間あるというので、特訓してもらいたい。
先週、ヘルパーさんとの契約を済ませ、今日は母の通院日だった。それが終わって、午後3時に初めて母の部屋の掃除に入るので最初は立ち会って欲しいと言われた。部屋にある必要のないものを片付けるというのが、今回の目的だったが、いやはや!1時間30分もかかって廊下に要らないものを山のように出した。洗濯は数回に分けてやらないとならないだろう。母以外の4人は汗だくになって動いていた。そして、部屋を片付けて一番驚いた事は、使っていない化粧品の一つ一つの金額が数万円もする高価なものだということ。目を丸くした!こんな高い化粧品があるなんて信じられないと思った。使ってもいないのに、一体これまでいくらお金を捨ててきたのだろう…
悪徳商法はオレオレ詐欺ばかりではない。以前から気になって母に注意していたが、自分のお金だから文句を言われる筋合いはないと言うので目をつむっていた。しかし、母の性格を知った上で、表面上は友達を装って高額なものを売りつけているのだろう。たちが悪いのは、化粧品だけではなく、衣類、健康食品、そして怪しげなものまで扱っていることだ。そして、とんでもなく高額なのだろう。先日、通院費などに少し多いくらいのお金を渡したばかりなのに、お金が足りないと言い出した。案の定、また高額なものを買ったようなのだ。これはもう相手に電話しなければならないと思った。「今後は必要なものは、こちらで用意するし、生活する上でそんなに余裕がないものですから、もう商品を買いませんので、母に売らないでください」と釘を刺した。買ったのはパンツ(スボン)だという事で返品は出来ませんと言われた。
年老いても、自分の事がきちんと出来る人もいっぱいいると思う。それが出来なくなった時、いや、そうなるかも知れない事を考えて人は何かしら行動するものだと思う。私たちには子供がいないので、将来の事を考えると不安だし、色々な事を考えなくてはならない。甘えているのだと思うが、母のような人は全く理解できない。疲れる。