スタジオ風/ヤマハ調音パネル

今日も猛烈な暑さだった。朝9時からレッスンだったが、クーラーを入れずにいたら首筋に汗が流れる。朝からクーラーが必要って、ここは北海道なのに…。

先日、お試ししたヤマハの調音パネルが本日、届きました。パネルの厚さは3センチなのだけれど、一枚が結構大きい!パネルの入っていた箱も当然大きくて、パネルを取り出したら空いた箱はヤマハの人が持って行ってくれるのかも知れないと思っていたが、発表会の時に持ち運ぶのに使って下さいと言われた。(^^; 納戸か物置にしまっておかなくちゃならない。

パネルは一枚しか購入出来なかったので、ヤマハのグランドピアノC7の下に敷いた。このピアノを買った時は、音がこもっていて失敗のピアノだったのかなとずっと思ってきたが、一気に解消した。音が綺羅びやかなのだ!なんだかね、一音一音を大切に鳴らさなくちゃ(当たり前なのだけれど)という気持ちが強くなり、ゆっくり弾いて音の響きを楽しみながら練習できる喜びに浸ってしまった。ゆっくり弾くのは意外と難しいのだ。しかし、実は一番効果のある練習なのかも知れない。音響の工事をしたら多額な費用がかかると思うが、5万円弱でそれが可能だという点が素晴らしく画期的だと思う。だから随分売れているそうな。

モーツァルトのソナタを弾く生徒さんは午前中に来たので、パネルの効果を試せなかった。コンクールに出てからピアノに向き合う姿勢がガラリと変わって積極的な演奏になったなぁと思った。来週のレッスンが楽しみである。もう一人の生徒さんも頑張って欲しい。昨日はプログラムにお大幅な変更があったので、いまいちどチェックしてから月曜日に印刷やさんに持って行こうと思う。

練習しない生徒さんは、発表会には出るが暗譜は無理という事で、楽譜を見て弾くポジションで出てもらう事を了承してもらった。やはり練習しないと、ツェルニー30番、バッハのインヴェンションで限界がくる。なのにこれまで何故難しい曲でないとやる気が出ないと言い続けるのか理解出来なかった。けれども、やはり練習はしない。当然弾けない。本番が近づいてくると慌てる。そして追い込まれるという状態になるようだが、自身でわざわざそいう道を辿っているようにしか見えなかった。私がグループレッスンなどで、生徒さんが弾く曲を紹介するのも、実は自分にとってとても勉強になっているのだが、彼女にランゲの「花の歌」を渡したら、仕上げる事すらしなかった…。暗譜しなくて良くなった事で安心しちゃうかも知れないなぁ。でも、調音パネルに興味があるようだから、今度のレッスンではC7で弾いてもらおう。

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