秋が近づいている

昨日、今日とグループレッスンだった。今年は小さい子も少し大きな曲にチャレンジするので、持ち時間が長い。それでもよく頑張っ暗譜して弾けている。6手連弾と、4手連弾は生徒さん同士で弾いてもらうのだが、ソロの他に出番があり、更にハンドベル・アンサンブルも暗譜なので結構大変だと思うが、楽しく演奏出来ていると思う。ただ、昨日のグループの子どもたちは昨年から、わざと声を出さないのだ。個人レッスンの時は歌うのに、集まると照れがあるのか、5歳の女の子が一人で歌っている感じ。その子にちょっと歌うのを休んでもらって、残りの7人で歌ってみたが一人分にもならない。土曜のグループはそんな事ないのだけれど。自分ひとりくらい歌わなくても平気だろうと思っているのだろうか。昨日は、しつこく声が出るまで繰り返し歌ってもらったが、ひとりひとりの参加が大事である事を指導しなくてはならない。

練習しない生徒さんは、グループレッスンには参加せず個人レッスンを希望して今日来たが、やはり楽譜を置いて弾く事になった事で、全く弾いてきていない。4分で弾ける曲だが、つっかえつっかえ譜読みにもならずに10分かかった。これをステージでも行ってお客さんに聴かせるの?と聞いてみたら、「だから練習できませんって言いましたよね」と逆切れ。コピー譜をとって並べる事すらしていない。しかし、6ページの曲を並べるという事は、スコアが入っていないと無理なのだ。2週間で劇的に弾けるようになるわけではない。もはややる気がないのかも知れない。次回のレッスンは日曜日を希望しているが、ただ来るだけの人に時間を取るのは正直キツイ。これで全く変わらないようだったら止むを得ないが、出るのは辞めてもらうかなと思っている。そうならないように期待したいのだが、楽譜を置いてつっかえて弾いても、それは練習出来ないのだから仕方がない。恥を覚悟で弾くと言うのだけれど、それを聴く人たちの事は考えないようだ。練習しても緊張で思うように弾けないとか、そういう事ではないのだ。どうも根底から考え方が違う。もともと一夜漬けで出ていたところもあるので、今年も何ら変わらないと思っているのかも知れない。彼女にとってピアノって何なのだろう?言い方を工夫して、少しでもやる気が出る言葉をかけるべきだったのだろうか…。それとも、他の先生だったらとっくに辞めたらと言っていただろうか。

夜になると涼しくなり、虫の声が聞こえる。少しずつ秋に近づいている。

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