昨日、カジモトから11月のアンドレ・ワッツの東京公演について重要なお知らせメールが届いた。まさかリサイタルのキャンセルかと思いヒヤッとしたが、プログラムの変更についてだった。ん、ワッツはプログラムの変更が多いピアニストで、楽しみにしていた曲が変更になったりする事もしばしばだが、それでもワッツの演奏を聴けたら良いので、本人の強い希望なら仕方が無いことなのだろう。
変更前
J.S.バッハ(ケンプ編):コラール「汝その道を命じたまえ」BWV272
J.S.バッハ(ケンプ/ワッツ編):カンタータ「神よ、われら汝に感謝す」
BWV29から シンフォニア
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
J.シュトラウスII(タウジッヒ編):ワルツ・カプリス「人生は一度だけ」
J.シュトラウスII(ドホナーニ編):「ジプシー男爵」から 宝のワルツ
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■変更後
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 L.422
ソナタ ヘ短調 L.187
ソナタ イ長調 L.391
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
リゲティ:「ムジカ・リチェルカータ」から 第2、3、9番
ドビュッシー:版画(パゴダ/グラナダの夕べ/雨の庭)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」から 第9、8、7番
それにしても、今回はまた派手な変更だとおもった。同じ曲が全くない。しかし、ちょっと風変わりな変更前のプロより、むしろ変更後のプロの方が私は嬉しいけれど。