練習すると練習の足りなさに気づく

珍しく土曜日が休みとなり3連休だったので、年内最後の車旅として函館へ出かけるという予定も少しあったが、11月はコンサートを含む東京・福岡旅行があるので、あっさりキャンセルとなった。

発表会が終わってから、仕事や母の事で、はじめさんは全然練習出来ないでいた。お弾き初め会には、大人の生徒さんがよく弾くシベリウスの「樅の木」を弾いてみたいというので、丁度良いかなと思って決めた。ところが、全く譜読みをしていないので、昨日・今日と休み返上で練習してもらった!?レッスンしてみると、なるほど音を塊で捉えていないから、無駄に時間がかかっている。「樅の木」はメロディーラインは簡単だけれど、和音が掴めないで苦労している人が多いです。リズムも取り難いですね。そして、小節線が無い「risoluto」の部分から極端に弾けなくなってしまいます。ここは弾けたら風を感じて弾いて欲しいのだけれど、速く綺麗に弾けるようになるには、なかなか…。それで自分が!と言って選んだのだから、はじめさん頑張りましょう。

先日、大人の生徒さんが「練習しても、次の日に覚えていない…」とレッスンでつぶやいていましたが、練習しているからこそ出てくる言葉だと思います。練習しない人は、それにすら気づきません。練習すると、明日も翌日も毎日きっと練習したくなると思います。弾けない事に気づき、弾ける事を増やせるから。練習は試行錯誤の連続だと思います。間違った方向に行くこともあります。特に指使い、テンポ。

ゆっくり確実に弾けたら、自信に繋がりますし、テンポも徐々に上げていけば良いと思います。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください