ピアノが面白くなる時

幾度となく「ピアノなんかやめる」と言っていた女の子が
最近、変わってきた。
先日は妙にはしゃいで、どうしたのかと思えば
今日は教室に来るなり、興奮気味に
練習してきた曲の(しかも予習!)ページを開き
「ここの意味わからない」と言う。
今まで、全くといっていいくらい練習などしてきた事がないのに
こんな日が来るなんて!驚いたー。
「どういう風にわからないの?」と聞くと
「どのくらいのテンポなのか、どう歌って弾くのかわからない」と
真剣な顔をして言う。
最近、「もっと楽譜を読もう」シリーズの記事を書いている事もあり
覚え弾きの生徒さんは徹底して楽譜を見て弾くように指導しているが
この事が、女の子のやる気を引き出すきっかけになったのかも知れない。
長い事、教師をしているが今日は嬉しかった。
今月からグループ編成が変わり、女の子がグループリーダーになる。
「リーダーなんていやだよ」と言いながらも内心は嬉しそうだ。

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ピアノが面白くなる時 への2件のフィードバック

  1. 小貫ひろみ のコメント:

    すばらしい!なんだか自分のことのようにうれしいです^^
    私の生徒にもそうなって欲しい子がいますのでね!
    (うらやましい、っていうのが正しいかも)
    好きな曲をやらせても「なかなか積極的になれない」って
    いうことありますよね。
    すごくよく弾けてるのに「実はこの曲全然好きじゃないんです」なんていわれたり・・・。
    みかこ先生を見習って、私もあきらめずに
    読譜力強化がんばります~
    楽器ってすぐ弾きたくなってしまいますよね。
    楽譜だけを読む行為を徹底させる指導って根気がいると思います。

  2. みかこ のコメント:

    小貫ひろみ先生、こんにちは!いつもありがとうございます。
    レッスンを通して色々な発見がありますよね。
    この女の子は3年間、音楽は好きなのにピアノの練習はきらい!
    状態が続いていました。本当に嫌いならとっくにやめていたと
    思いますが、周りの子供たちの影響もあるのでしょうね。
    次のレッスンにはスラスラ弾ける好奇心の塊のような子は受験生。
    進学校受験を前に、これほど余裕のある生徒さんは初めてで
    スオミ全巻欲しがり、ピアノピースも2曲渡しましたが
    なんだか、こちらの方が戸惑っています。
    読譜に関しては、根気が要りますよねー。
    色々なタイプの生徒さん相手ですから・・。
    お互いがんばりましょー!

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