昨日、今日とグループレッスンでした。いつものように演奏の後に、ソルフェージュのレッスンをしました。グループによって多少は違いますが、最近は新しい生徒さんのためにも分かりやすい基本的な事をやっているのですが、これで丁度良いということが分かりました。まず、最初に5つの音を弾いて、五線譜に全音符で書いてもらいます。これが結構できないのです。次にその5音を使って、即興で私がメロディを作るのですが、音が限定されていても、なかなか取れません。しかも楽譜に出来ないのです。
以前は8小節のメロディー聴音を行っていましたが、はじめさんは結構取れる方です。いつもは取れない生徒さんも、5音限定だとわりと出来るようになって、マルが付くと、もう大変な騒ぎです。それで、はじめさんが間違ったりすると「西川さんに勝った!」と大喜びでした。しかし、小さい生徒さんのグループでも同じ課題でしたからね。初歩的な調音なので取れて当たり前なのですが、まぁ喜んでいるのだから、いいか。(本当は、もう少しレヴェルを上げたいです)
今日は中高生のグループのソルフェージュレッスンで、何が可笑しいのか高校生が笑い出して、止まらなくなりました。それに釣られて中学生の子たちも笑っています。大人には何が可笑しいのか分からないのだから、箸が転んでも可笑しい年頃なのでしょう。そういえば、私が中学生の頃、グループでソルフェージュのレッスンを受けていましたが、やはり突然可笑しく感じて、みんなで笑い転げていると、先生が「何が可笑しいの?え、なに?教えて」とよく聞かれましたが、理由など無かったと思います。だから先生が何?と聞けば聞くほど、私たちは笑いが止まらなくなってしまいました。ふと、そんな事を思い出しました。「箸が転んでも可笑しい年頃」というのは、中高生くらいの年齢なのでしょうか。きっと、集まると楽しいからですね。