納得のいくまでピアノを続ける

朝は雪かきからスタート。地下水を出しっぱなしにしているけれど、寒いとお日様が出ている時間しか融けないので、レッスン前に再び雪を崩した。大きい車で教室に来る生徒さんが多いので、駐車場は夏とほぼ同じようにしていないと。しかし、ちょっとの作業でも雪が重くて汗をかく。もうレッスン用の仕事着なのに。(^^;

今日は、5歳2人、6歳と立て続けに小さい子のレッスンがあった。新しく入った生徒さんの2回目のレッスンは、お祖父様と一緒だ。レッスンを見学されましたが、リビングでレッスン室の様子を観る事が出来る点や、教室の雰囲気を褒めて頂いて嬉しかったです。グランドピアノの蓋を開けて、ピアノがどんな風に出来ているのかをレッスンする日だったのに、うっかり蓋を開けるのを忘れて慌てましたが、開ける様子が迫力あったのか、固まって見ていました。蓋を開けるのは、とても重いのです。作業の途中、間違い電話なのか出ると無言で切られるし、忙しさに拍車がかかりました。ピアノって何で出来ているのか、どういった仕組みで音が鳴るのか、などなど知るのはとても大事な事だと思います。一番面白いと思うのは、私が弾いた音だけハンマーが上がって音が鳴る瞬間みたいです。へぇ~という表情をしていました。お爺ちゃんと一緒が少し緊張したのか、ピアノの迫力に圧倒されたのか、モジモジしているので「もしかして、オシッコ?」と聞くと「うん…」「ひとりでできる?」「できない…」。小さい子は、小さい子なりに緊張したりしますので「オシッコ」と言えずにお漏らしした子も居るので、レッスンの途中でも早めに必ず言うように伝えています。

先週、風邪で休んだ6歳のNちゃんは、音感は天才的なのですが、相変わらず落ち着きがなく、それを注意する私が面白いといった顔をしてふざけるのをやめません。今度は黙ってみようかな。まぁ面白い子はピアノを弾くのも、かなり面白い演奏をするので、私が疲れない程度になってくれたらなぁと思います。「でも、発表会の時はおとなしいでしょう?」と言ってました。タジタジですよ。

最後は年末に辞めると言っていた高校生。それから気持ちが変わって今日、返事を聞くことになっていた。しかし、自分からは切りださない。「どうする?」「続ける事にしました!」「そうなの。嬉しいなぁ」と言うと「本当ですか」と笑っていました。やはり妹が辞めた(と私は思っていません)時、流れでそうなったようなのだ。結婚記念日の出かける間際の電話を思い出す。苦い瞬間だった。それについては「スミマセン」と謝ってくれた。お弾き初め会では、かなり緊張して思ったように演奏出来なかったのが悔しかったと。引き続きレッスンしているが、ペダルの踏み方、タイミングが分からないと言う。ワルツの場合、バス音にペダルをかけなければならないのに、3拍目を重たく弾いているため、1拍目のバス音に飛べていないのが原因。3拍目は裏拍で戻る。これで納得していた。まぁ辞める人は、そういう質問をしないから、やはりピアノが好きで出来る時点まで続けたいのでしょうと思った。それにしても、制服の無い学校だから、女の子は大変だろうなぁと思う。お世辞ではなく、「今日のコーディネートも素敵ね」と言うと、びっくりしたように「えっ、友達には珍しくセンス悪いと言われたのに、最後に先生に褒められるなんて、やったー!」と子供のように喜んでいました。いつもお風呂に入りながら明日のコーディネートを考えるというのですから、本当に大変。私は制服のある高校で良かったと思いました。(笑)あ、でも地元の高校の制服と一緒で間違われたりしていました。

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