発破をかける

あまり練習のはかどらない生徒さんには先生としては「発破をかける」ものだが、先日、男の子に「発破をかけた」ら、よほど悔しかったのか出席ノートに暴言を書いて消してあり、また私がアドバイスした事をも消してあった。それでも彼は頑張ってきた。ただ、八つ当たりはよくないので、その場で注意する。

これが、大人の生徒さんの場合「まだ2ヶ月あるのに」と反論された。「譜読み」の時期はすでに過ぎていて、ゆっくりでも通して弾く事がままならないから心配して言うのだけれど、それがマイペースと決めているのか、毎年同じ事を繰り返す。

回数にしたら、あと何回?って子供たちでも感じるのだけどね。「発破のかけ方」にも、それぞれ見合った言葉が必要だ。以前、習っていた生徒さんで、あまり練習しないのだが上手なのでよくコーラスの伴奏を担当していた。

そうしたら、会う先生、会う先生に「がんばれよ」「早く弾けるようにしろよ」と言われたとか。楽譜は、何ヶ月も前から渡されていたようだから、先生方の「発破のかけ方」は上手だなぁと、ふと思い出した。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください