イメージ先行で練習するのは危険。楽譜を見ましょう!

朝、窓の外を見ると、けっこう降り積もって白い世界になっていた。冬に逆戻り~。北海道は、ゴールデンウィークの頃も旅行先で雪に降られる事があるので、遠出する時はスタッドレスタイヤを履いて出かけるか、タイヤを積んで行くか、夏タイヤでソロソロと走るかになると思う。

「雪が融けたら車に乗る気満々ですよ。」と、母の事を言われて困っていた。歩行もままならないのに、車の運転なんてもってのほか!と誰もが思い、心配して乗らないように説得しても駄目なので、どうしたものかと頭が痛かった。現時点の身体能力、実際に出来る事を納得したがらないように思う。車の運転は自分1人だけの責任でないし、凶器になるという事を担当の医師から強く言って頂いた。可哀想だけれど、仕方がないと思う。本来なら、自分から降りる事を決断するべきなのだから。母はそれが出来ない人だ…

ピアノレッスンでも思い込みが強いと、耳で聴いたイメージだけ練習して、本来ならそれほど難しくないのに、お門違いの練習をして出来なくなってしまう事があります。一番多いのは装飾音符かも知れません。装飾音符に翻弄されて元の音楽を崩してしまう事が多いですね。装飾音符は、あくまでも飾りなのだから、分からなくなったら外して弾いてみるのが一番です。次に多いのは、8分音符と16部音符などの正確なリズム。ソルフェージュでいつもやっている事をすっかり忘れてしまいがちです。ちょっと拍子を取ってリズムを歌ってみたら良いのにと思います。(^^;   普段、もっと難しい曲を弾いているのに、意外と単純な事ほど、イメージ先行になると出来なくなったり分からなくなったりするものですね。

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