キツイ坂を登ったり降りたりした日々

毎日、1人程インフルエンザで欠席しますと電話が入る。今日も午前中レッスン前に電話が鳴り、また忙しい看護師さんのレッスンが出来ないのかと思ったら、そうではなかった。

分からない事をトコトン質問されるGさん。いつもは晴れる日が多いけれど、今日はお天気が良くなかったですね。まだどちらかの手につられてメロディーが切れてしまう難しさのまっただ中に居ます。半分くらい出来たかと思うと、ちょっと忘れてしまったり…。右手と左手が別々の動きが思うように出来た時は嬉しいですよね。ファイトです。忙しい看護師さんも、今日はよく練習されたようで、流暢に演奏されました。子供の頃に経験があるので難しいエチュードもサラッと弾けるのは流石です。

午後は、先週のレッスンの時に「どうしても練習したくないのなら、この楽譜は休みにしましょう」と言ったので、どうなったかドキドキしましたが、どの曲も練習してきました。ビックリするほど!でも、恐らくこちらがビックリする程の時間は練習していないと思うのです。今までがやらな過ぎだったから。少しの練習でもビックリするくらい弾けたと思うのです。本当は弾ける生徒さんだから。「楽しい動物曲集」(フィンランドの楽譜で日本では手に入りません)は、合格したら◯をつける代わりに色を塗ったりイラストを書いたりしてもらうのですが、今日でこの楽譜が終了しました。完成して絵本のようになった楽譜を教室で1週間預かって、みんなに見てもらうのですが、これが素晴らしく綺麗でイラストも上手なのです!感性が豊かなのでしょうね。だから、レッスンの時に何かが引き金になってダンマリになったり、やる気が起きなくなったりしていたのかも知れません…。もしかすると、私の言葉だったり、態度だったりなのかも知れませんし、本人に聞いてみないと分からないのですが。実は本人にもよく分からなかったりしますよね。この年頃の時って。

私も子供の頃はわりと絵を書くのが好きで、中でもSLなどの写真集を見てスケッチするのが好きでした。高校生の時に学祭で、イラスト担当になり、綺麗に色を塗っていたら、横からおきゃんな女子生徒が、「そんなに丁寧にやらなくても良いの!」と言って、上からグチャグチャに色を塗られた事がありました。隣に居た男子生徒が慌てて静止しましたが、それならそれも良いかなとグチャグチャのイラストのまま提出する事にしました。彼女は早く仕事を切り上げたかったのに、私が時間をかけるのが面白くなかったのでしょう。ん、正直びっくりしました。私もその後はピアノのレッスンだった事を覚えています。毎日、色々あるなぁと思いつつ小樽のキツーイ坂を登ったり降りたりしていた頃を思い出しました。

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