脱力が出来てラクに弾けるように

小学校高学年の時に教室に入って、結構な曲が弾けるようになって辞めたNちゃん。それから再開して大人の生徒さんと頑張っているが、以前と何か違う。妙につっかえるのだ…。何故だろう?
簡単なフレーズでも、大変そうに弾く。あれ?と思った。弾く時に手首を高く持ち上げて、さぁ弾くぞ!と構える。これが子供の時と大きく違う。
「もしかして、他の先生に習ったことある?」と聞いてみた。「はい」
しかし、それは辞めてからではなく、もっと小さい頃の事だという。弾く前に手の中に小さいなボールを持たされて、こんな風に弾くんだよと言われたのが、何故か今になって出てくるとは。手を丸くするのは分かるけれど、そのために無駄に力を入れ続けて弾くのはNG。だから肩も凝るそうな。他の生徒さんと同じように「スオミ」で脱力については、散々レッスンしてきたつもりだったが、どうも脱力が上手く出来ていないようだ。急きょ、レッスンの方向を変えた。大人なると、子供の時と違った観点で考えて弾くからなのでしょうか。無理のない奏法でラクに弾けるようにしたいですね。

今日は「ぶらぶ~らの地図」を全曲弾いてみました。全26曲あり、難易度にかなり差があります。というのも最終章はプロのピアニスト(関 孝弘氏)のリサイタルのために書かれた曲なのですね。道理でゴージャスで難しい訳です。この曲集から抜粋で発表会で生徒さんに演奏してもらいたいと思っています。

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