新しい顔ぶれでグループレッスン

今日は、今までとちょっと違う顔ぶれでグループレッスンを行ったので、なんだか緊張気味のようだった。そんな場を和ませようと大きい子が「先生、今日は声が枯れているね」とか、スナフキンやミーを見て「先生はムーミンが好きなんだね」なんて言う。何気に気を遣っているようだ。

生徒さんも色々で、こんな風に会話してくる子もいれば、聞かれた以外は全く何も話さない子もいる。おしゃべりが止まらなくなるのは困るけれど、レッスン展開はラクなのは気さくに話しかけてくる生徒さんの方。そして、強弱などに気に留めないで弾いている事を指摘すると「あぁ、本当だ」と、すぐに気をつける生徒さんは、やはりラクなのだ。

中学生以上の生徒さんのグループは、少しメンバーが増えたので教室が狭く感じる。(^^;
気合が入りすぎて、ちょっと焦った演奏をしたり、いつもより指が思うように動かない感じだったり、緊張感が伝わってきたが、演奏が終わってソルフェージュの授業になる頃には場も和んできた。みんなは持っている音楽ノートを早く新調したいようだ。

学校は違うが、ブラスバンドに入部した生徒さんが2人。それぞれクラリネット担当で、以前ブラスに燃えていた高3のMちゃんも嬉しそうだった。そういえば姉妹でクラリネットを吹いていたものね。部活の話の流れで、Mちゃんがはじめさんに高校生の時、何部に入っていたと聞かれたので「フォーク部」と答えたとろ「フォークって?フォークダンスの事ですか?」と言ったとか。驚いたはじめさんは「かぐやひめとか知らない?」と聞くと「むかしむかしのかぐや姫の話ですか?」と。これは笑い話のようだけれど、時代の違いなのでしょうね。そんな話で盛り上がっていたので、音楽ノートに書いた楽譜をピアノで弾くというレッスンをしていた私は「静かにしてね」と注意をしたが、後でこの話を聞いて私もびっくりした。だって今の子は「フォーク音楽」や「かぐやひめ」を知らないんですよ…。

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新しい顔ぶれでグループレッスン への2件のフィードバック

  1. kaz のコメント:

    こんにちは。
    フォーク、今の子がわからないのも無理はないと思います。
    昔は、フォークだ、フォークロックだ、ニューミュージックだのと細かくジャンルわけされて居ましたが、今やJポップとしか分類されていない店舗やサイトが多くてジャンル分けがあったと言うこと自体が目にすること自体がないのだと思いますよ。
    そもそも、ジャンルなんて適当で、アーティストやレコード会社の勝手だったりしますからね。

  2. みかこ のコメント:

    クラシック人間ですから、私も詳しい事は分かりませんが、いつの間にか「フォーク」や「ニューミュージック」というものが無くなっていたのですね。逆にJポップという名称すら知らなかったりしますから。(笑)

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