「いじめ」は昔からあった。何年生の頃だったか、はっきり覚えていないけれど(多分、小4の頃)いじめられていた、ちょっと個性的な子をかばって、女子の集団から無視され続けた。
その個性的な子から何度も謝られたが、何も悪い事をしていないのだから、いじめる方がおかしいのだ!と説得し続けた。
ある日、ボスの子分の1人がやってきて、「もう許すって」と私に言ってきた。「何にも悪い事していないのに、何を許すっていうの?」と、その子に言うと狼狽して逃げて行った。
以来、何をしても無駄だと思ったのか、いじめは消滅した。幸い男子は関わらずに居てくれたが、担任は見て見ぬふりだった。理不尽ないじめは、本当に「卑怯」だよね。だから、「卑怯ないじめ」は、毅然とした態度で跳ね返してやりましょう!
話は変わって、年末のレッスンでの事。1時間以上も泣きっぱなしだった生徒さんがて、ちょっと心配した。曲はモーツァルトのソナタ。トルコマーチ付きの第1楽章。有名な変奏曲。
多分、かなり練習したのだと思う。でも、思うように弾けなくて悔しかったのだ….。私は、「お弾き初め会」で彼女がどう演奏するか待つことにしていたのだが、時間になっても来ないので、流石に心配になり電話してみると、10分、時間を勘違いしていたらしい。ついでに年末のレッスンの件をお母様に伝えると、私と「トラぶった」と思われたお父様は彼女にピアノをやめたら?とおっしゃったのだそうだ。(^^;
彼女は「ピアノは絶対やめない」と言ったのだそうだが、泣いた件については一切話さなかったという。そして、何事も無かったようにニコニコして彼女はやって来た。他の子達の演奏も楽しそうに聴いている。
いよいよ彼女が弾く番。「暗譜」が苦手な彼女は譜面を見て良いかと言ってきた。私は、できるだけ(暗譜で)弾いてみたら?と答えた。彼女は大きく頷いて演奏した。発表会と同じように楽しく演奏してくれた。
良かった!本当にピアノが好きなんだなぁ。演奏後のゲーム大会(ブタミントン!)では、無邪気に楽しむ子供たちを見て嬉しかった。はじめさんは、来年に向けてオークションで「プーさん」を落札しているし。(^-^)
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