悪夢のような出来事だが受け入れるしかない

昨日は一日充実していて、最後に地獄を見た。
夢であって欲しいと思ったが現実の世界に居て、そして途方に暮れた…。

今は、少しずつ落ち着きを取り戻している。息をするのも辛い激痛から開放されたからである。今、痛くないのかといえば嘘になるが、あの辛い思いに比べたら痛み止めすら飲んでいない程。

私は広大な十勝に居て、森の中を歩きまわっていたのだ。夜は初の競馬体験までして、3コースもレースを楽しんだ。その都度、広い敷地内の中、馬を追って走ったり、激励したり、夢中だった。

散々、遊んだので温泉に入った。温泉から出たら、道の駅にP泊して翌日も十勝を満喫して帰宅する予定だったのが、明け方の4時頃に帰宅した。しかし、それもほとんど奇跡に近いし、神がかり的な事だった。

7年前に完治したと思っていた膝をまた壊した。その時とほぼ同じ事を昨夜も経験した。7年前は「手術できない」と言われた。2年程前にも結婚式の前に手術した病院の医師(手術した医師ではない)に「手術はできない」と言われた。しかし、昨夜の若い、一見頼りなさそうな医師は「ここになら手術できる医師が居るし、札幌にも一人居る」と言うのだ。

昨夜、温泉からあがる前に露天風呂に行こうと思いついた。そこで事が起きてしまった。露天風呂から出て、少し歩いた所で滑って足を取られて転倒した。膝が壊れる音が聞こえた。またしてもなのか…..。完全に脱臼して骨は右側に大きく飛び出しているのが見えた。なんせ、裸だったので…(^^;  そうなると激痛で、起き上がることも何も出来ない。痛みと寒さでガタガタと身体が震え、心配になって寄ってくる人さえも煩わしかった。温泉の人には、何度も衣類などが入ったカゴの場所と「ネズミのタオル」と伝えたのだが、「ネズミのタオル」という表現が悪かったのか、グレーのカゴを持ってきたり、他のタオルを持ってきた。入ってすぐの一番左のカゴでもダメで、激痛の中「フレデリック」という名前のネズミと伝えたら、着るモノを持ってきてくれた。その時も若い女性2人がお手伝いしますと親切に言ってくれたのだ。取り敢えず、救急隊の方々が到着するギリギリ前にワンピを着てカーディガンを羽織れた。ほっ

若い医師が到着するまでも地獄の痛みは続き、いざ整復するとなると、スンナリいかずに、その度に絶叫して、廊下に居たはじめさんは震え上がったという。何度も激痛との戦いを繰り広げだがダメで麻酔を使ったが、それでもダメ。もう駄目かと思ったが、若い医師は「身体から力が抜けたら絶対に戻るから」と言う。そして、10回目くらいの絶叫で半分戻ったようだった。それでCTを撮って、医師は考えていたようだ。それからボキボキっと音がして戻った。が、完全ではないので、早急に手術をいしないとまた抜ける」と言うのだ。今回の転倒で靭帯断裂が酷くなったからだと思うが、それでも今回のような医師に出逢っていたなら「手術できるドクターが居る」と言ってくれたと思うのだ。

帯広にそのまま残ってというのは、気が動転していてとても無理だった。ならば一刻も早く帰宅して考えたかった。今は受け入れる事しかないと思っている。明日か明後日に紹介してくれた医師との予約が決まったら、後は先方に委ねるしかないのだ。

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