横山幸雄ピアノリサイタル

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9月25日(木)
今日から3泊の道東車旅に出かけます。先日の発表会のお花が見事に咲いています。私はユリが好きで、花束はドレスに合わせてユリをお願いしています。バラもカーネーションも綺麗です。ユリって、全部開くのが凄いですよね。ただ、花粉が指や服に付くと落ちないので気をつけなくてはいけません。帰って来る頃には、いくつも開いているでしょう。ちょっと心残り。

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横山幸雄 ピアノリサイタル ~香る秋 美曲の調べが北の街を彩る~

2014年9月25日(木)
場所:大谷記念ホール

●モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310

●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ ニ短調 OP31-2”テンペスト”
●リスト:メフィスト・ワルツ 第1番
~休憩~
●ショパン:バラード
第1番 ト短調 Op23
第2番 ヘ長調 Op38
第3番 変イ長調 Op47
第4番 ヘ短調 Op52

ひさしぶりの横山幸雄さんのリサイタルに出かけました。場所は大谷記念ホールとの事で、ちょっと不便だなあと思いましたが、とても魅力的なプログラムですよね。実は札幌大谷中学校・札幌大谷高等学校 主催なのですって。だから、かなり早く到着したのですが、ギリギリまで入れずに学生だけがどんどん入って行きました。しかし、会場に入ってみると、学生たちは右側に縦に座っていました。ちょっと可哀想~。まぁお客さん優先なのでしょうね。

最前列中央に座ったら、登場してきた横山幸雄さんと目が合った!?何とも、挑戦的なあの目でした。そして、実に軽やかに、そう鼻歌を歌うような軽やかさでイ短調ソナタを弾き始めたのです。とても綺麗な音です。ドラマティックで重厚な音楽ですが、敢えて軽やかに優雅な演奏でした。この曲で第2、第3楽章と飽きずに聴くことは滅多にないのですが、今宵は全く飽きさせません。そして、続いてベートーヴェンの”テンペスト”もドラマティックですよね。音楽家にとって難聴は絶望的なものですが、ちょっと光が差すような音楽でした。プログラムは、どんどん盛り上がってリストの「メフィスト・ワルツ第1番」
テンポが凄まじく速かったです。ピアノの鳴り方の変化を作曲家別に楽しめて面白かったです。超人的なテクニックで前半のプログラムが終了。満席の会場は熱気でムンムンでした。チケットをお取り置きしておいてもらって良かったです。

後半はショパンのバラード全曲。どれも難曲ですが、私は3番から本領発揮したように感じました。3番、4番が鳥肌が立つほどの快演でした!横山幸雄さんは、人と会話している時なども常に指が動いているのだそうです。驚いたのは、休符で次のパッセージの確認をしているようでした。左足はいつもソフトペダルの方にあるのも個性的です。そして休符を確認しているように感じました。アンコールはショパンのエチュードから「エオリアンハープ」、「ノクターン第5番」これがまた典雅な演奏でうっとり。最後は「革命」でした。旅行の最初にこのような素晴らしいコンサートが聴けて嬉しかったです!

会場を後にして、昔住んでいた街をぶらぶらっと歩いてみると、住んでいたアパートが立派になっていた。お米やさんがここに在った、アルバイトをしていたケーキ屋さんの跡地も発見。お風呂は健在でした。とても懐かしかったです。

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