暖かな日。いきなり独歩

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午後3時半。病室に戻ると、看護師さんが「居たっ!」と言って入ってきた。「リハビリから連絡があったんだけど、歩行器なしで歩けるからと。じゃあ、歩いてみてください」
「はい」と言いながら歩行器なしで病室を歩くと「良いですね。大丈夫ですね」と、ここで独歩OK!という事になるようだ。しかし、私はせっかく手にいれた!?黄色の歩行器を有効に使っている。例えば、ベッドから離れたロッカーに入っている大きな荷物を運ぶ。これは独歩では難しいと思う。シャワーに行く時も大きな袋を持っていくので、やはり独歩では、まだ不安定である。リハビリ師は、なんとか歩行器を私から取り上げたいようであったが、無いと困ると強く訴えて黄色い歩行器は、そのままベッドサイドに置いてある。

11月も半ばなのに、春のような陽気で暖かい日。8Fの病室の窓から毎日写真を撮っているが、朝焼け夕焼けが綺麗。

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明日、退院する事になったミキさんにスタバでコーヒーをご馳走になった。ミキさんが入った時は、病室に仕切る人が居て大変であったと。私は個室を希望していたが、こういう経験もそうないだろうと思って個室はキャンセルした。まぁ、そういう人が居たとしても振り回されなかっただろうし、そういう人は私を無視するだろう。私も気にしないだろうし。看護師さんが「居たっ!」と言うほど、動き廻っている。そのミキさんも、私をじっと観察して「風変わりな人。一体、何者?」と思っていたそうだ。そして、「全く病室に居ない!」と。病院は自分の病気や怪我を治す所だから、あまり人に振り回されない程度に人と関わっていれば良いと思う。でも、ミキさんに出逢えた事は感謝です。( ・∇・)

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