パッション

ベートーヴェンのソナタ1番の第4楽章は、「熱情」に通じる荒れ狂うようなパッションに溢れている。以前、高校生と大学生の生徒さんのレッスンをしたが、この楽章は難しく、なかなか仕上げられなかった。


冷静さを持って荒れ狂うのは難しい。「熱情」の第3楽章のコーダの部分など、脱線するかしないかのギリギリのラインで、弾いていてもの凄くスリルを感じる。よくステージ演奏したものだと思う。(^^;

しかし、余力を残して挑んではいけないとも言われている。そういえば、ブーニンのコンサートは行かないけれど、「熱情」が「テンペスト」に変更になっていた。チケットを購入していたらガッカリしていたな。来月は及川浩治さんの「激情のベートーヴェン」を聴きに行く。及川さんの「熱情」は、3回目くらいかな。楽しみ!

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