「先生でも、ピアノの練習が嫌な時ってありますよね?そんな時は、どうしたら良いのでしょう?」という質問があった。子供の頃は練習不足でレッスンに行く事もあったが、
今は練習が嫌いだと思ったことは、ほとんどない。
弾けない個所があって苦しんでいても、どうしたら弾ける様になるだろうかと、はじめさんに聴いてもらったり、ビデオに撮って見たりして今の自分の技量にあった解決策を探求していくのが面白い。
「ハノンって、面白いですよね」「バッハって面白いですよね」という生徒さんが増えつつあるのが嬉しい。ハノンやバッハ、ツェルニーは深く練習してみると面白いと思う。先生が嫌いなものを生徒さんに「薬だと思って我慢してやりなさい」というのは無理があると思うし、そういうレッスンはしたくないなぁ。
経験した上で、弱点が克服できた部分や上達した部分を話した方が、興味を持ってくれると思う。子供の頃に習った先生は、よくお手本に弾いてくださった。先生が弾くと、まるで魔法のようで、とっても素敵だと感動した。話し上手で、いつも曲のイメージに繋がるようなお話をしてくださった。年齢的には、当時の先生を越えている。指導が上手い先生は生徒さんも上達するし、先生次第なので、これからも工夫しながらレッスンをしていかなければと思う。さて、休憩はおしまい。第2ラウンド開始!
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