好きな作曲家は?

習いたがっている子の体験レッスンだった。
教室の生徒さんから楽譜を借りて勉強していたようだ。
楽譜1冊全部目を通したうえで、最後から2曲目が難しいと言うので驚いた。
確かに!では、ちょっと弾いてみようかと言うと、スラスラと弾く。
ヘ音記号は読めないとの事だが、体験レッスンとは思えない展開だった。
とにかく本人のやる気に、お母様も応援してくださる事になった。
先日、好きな作曲家は?と中学生に聞いたところ
以前はモーツァルトと言っていたが、最近はショパンが好きだと言う。
お母様がよくCDを聴いているようなので、それでなのかと思ったら、
「先生がよく弾くからと」言うので、ちょっとびっくり。
名曲アルバムに入っているような、「子犬のワルツ」「ノクターン9-2」
「幻想即興曲」「別れの曲」「革命」などは、どちらかというとあまり好きではないが、
よく耳慣れた曲を弾くのもまた大切だと思う。
今回はベートーヴェンの1番の終楽章の前に「ノクターン9-2」を弾こうかと思っているが、
和声を綺麗に弾くのは、けっこう大変だと思う。
レッスンでは生徒さんが「別れの曲」を弾いているが、中間部が弾けない。
彼女も中間部があんなに難しいとは思わなかったのだろう。
それほど難曲ではないが、私は手が小さいので和音を掴むのがかなりきつい。
ショパンの作品の中では「バラード」、「ノクターン」が特に好きだ。
ノクターンは8番が好きだが、16~18番も不思議な魅力がある。
「最後のノクターン18番は、ショパンの魂はもうこの世に無いかのようだ」と、
あるピアニストが語っていたが、確かにそんな感じがする。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください