ピアノとの関わり

教室で一番遠方から通う生徒さんは、今年でなんと11年目。
余市に勤務していた時に7年だから、その後は片道2時間以上もかけて
通ってくれているのだ。ありがたい事です。
ピアノの練習は人それぞれで、毎週しっかり練習してくる人もいれば、
できる時は練習し、できない時はできないまま来る人もいれば、
ほとんど練習してこないで、レッスンに来た時にレッスンを受けながら
練習するという3タイプに分かれる。
ピアノ教師にとって、練習熱心な生徒さんは張り合いがあるが、
壁にぶつかったり、練習不足になると、それを苦にして、あっさりやめてしまうのも
このタイプだったりするので、ちょっとコワイ。意外と続く人は、マイペースな人。
練習熱心ではないけれど、ピアノが好きでピアノとの関わりを大事に思っている人。
このタイプは自信家で、人前での演奏になると練習する。そして、あがらないという
最大の武器を持っている。だから普段は練習しないのかな。(^^;
しかしながら、やはり練習している人の演奏は魅力的で、かなわないという事も知っている。
教室には、練習熱心な生徒さん、そうでない生徒さん共に、
10年以上のキャリアの生徒さんが増えつつあるのでバランスが取れているのかも。
遠方から毎週通っている男の子が、電子ピアノをプレゼントしてもらった。
レッスンでは、もう大はしゃぎ。いつもなら泣く場面なのに、
自ら出来ない事を笑い飛ばしているし、よほど嬉しいのだなと思った。
これからも楽しく続けてね。

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