5月に入った。
4月は環境が大きく変わり、特に中学に入ったばかりの生徒さんは
部活と、その他の習い事でレッスンをやめる事になったりで、
また過去に苦い思いがありナーバスになってしまう。
練習しなければならないピアノは、複数の習い事の中で
優先順位から真っ先に外されるのだろう。
ただ最後のレッスンで、しかも帰り際に伝える事ではないと思う。
やめる事を伝えられたら、それは残念ではあるが、
最後のレッスンは大事なのだ。
部活をしている中3の生徒さんは「習い事はひとつで十分」と言い、
好きなダンスは中断して、最近メキメキ上達してきた。
部活もピアノも張り切っている1年の生徒さんは、
今年の発表会では何を弾くのですか?と気になるようで何回か聞くので
「今年はソロでいきましょう」と言うと、望んでいたのだろう。眼を輝かしていた。
今出来る事、これからもだけれど、
精一杯のレッスンをして生徒さんを育てていく事。
先日、函館から帰ってきて水槽を見ると、
お魚たちは元気にしていて安心した。
しかし、たくさん居るので見落としていたのだ。
お気に入りのプラティが10匹いるはずなのに、9匹になっていて、
はじめさんに水槽内を探してもらったが、見つからない。
どうしたのだろうと心配していたら、
水槽の後ろに信じられないものを見て絶句した。
わずかな隙間から飛び出してしまったのだろう。カラカラになっていた。
短い寿命を全うさせてあげられず、可哀想な事をした…
初めて訪れた悲しみだった。そっと土に返してあげた。
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