久しぶりに親戚の集まりに参加した。母の兄妹がだんだん少なくなって、6月には札幌の叔母が亡くなり、母が一番高齢となった。それにしても、2年前は、周囲に反対されながらも母は運転して、お盆の集まりに参加していた。今は、このような集まりに参加する時は我々も同行しないと無理になった。
7人なのに10人前のお寿司!子供の頃から親戚が集まると、豪華な食事になるのは当たり前だった。毛ガニなどもよくテーブルに並んでいたけれど、高齢になると食べるのが大変だと思う。祖父母が小樽に住んでいた時は「なると」の半身揚げがドーンとテーブルに陣取っていました。思い出して、「かねしちのザンギ」山盛りを持参しました。叔父も叔母も「かねしちのザンギ」がお気に入りのようです。私たちは初めて食べました。ニンニクが効いていて美味しかったです。
あんなにビール好きだった母も、350ml缶を半分しか飲まなかった。その分、スイカやメロンなどの果物を嬉しそうに食べていた。一人前のメロンの大きさが凄い。
一番驚いたのは一人前の生ウニの量。ウニ丼に乗っているくらい凄かったです。しかし、用意してくれた叔母はウニが嫌いなのです。これはミョウバンを使っていないので、本当に美味しいウニでした。ウニも高級ですが、今や「ナマコ」も高級食材ですよね。コリコリのナマコもドーンと。叔母はナマコは好きなのに歯が悪くて硬くてあまり食べられないようです…。オナカいっぱいご馳走になって、運動がてら山の上に在るお墓参りをしてきました。祖母が得意だった「身欠鰊」をむしって、醤油とお酒と南蛮をからめたおつまみが美味しくて、はじめさんが挑戦してみるようです。祖母のは、身欠鰊の硬さが残っていましたが、叔母はお酒に浸して柔らかくして食べるのが好きだという事でした。完全に「お酒のおつまみ」だと思いますが、祖父母も叔母夫婦もお酒は全く飲みません。私は幼稚園に上がる前に祖父母の家によく遊びにいっていたので、このような味を知ってしまっていたのでした。