蜘蛛から逃れた赤い蝶が舞い降りてきた

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お買い物に出掛ける前に庭の花に水遣りをしていると、目の前に小さな赤い蝶が舞い降りてきた。

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この蝶は恐らく、蜘蛛の巣にかかって間一髪というところを助けた、あの時の蝶なのではないかと思った。あの時、花びらのように見えた赤い蝶は、まるでお礼を言うようにフワフワと飛んで、そして行ってしまった。

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土曜日、運動会の予定でレッスンを昨日に変更した中2の生徒さんは、運動会が今日に延期になったという。今日はお天気も良かったので、朝は花火が上がって運動会のお知らせがあった。

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今年は町内会の班長で、はじめさんは会報を配ったり、集金したり忙しそうだ。もうすぐ余市祭り。お祭りのお花をピアノの上に飾っているし…。

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暖かかったので、窓を開けると、カッコー、オオジシギ、ギィーッと叫ぶように鳴く鳥たちの声が聞こえてきた。

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1週間が経つのは早いなぁ。先週はユンディ・リの演奏会でレッスン休みだったのだが、2週間ぶりに来た生徒さんたちは、すっかり練習の仕方を忘れていたり、とんでもない勘違いをしてきたり、高音部の音が読めずに練習できていなくて泣いてきたりと、散々であったが、まぁそれも成長していく上では必要な事なのかも知れません。

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7年ぶりに再開した大人の生徒さんは、すっかり指の筋力が衰えて、特に左手が全然音が鳴らないと言います。音を鳴らそう鳴らそうとするあまり、身体に力が入ってガチガチになり腕が使えていないので、歩く時に自然に腕が動くように、ピアノも呼吸をして腕の重さを利用してみましょうと言うと、だんだん打鍵が出来るようになってきました。不思議なもので力が入れば入る程、ピアノって鳴らないのですよね。上手な人の演奏は本当に見ていてラクに弾いています。

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